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今年7月に行われたワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ(WCBC)で、大学日本代表の主将として世界一に貢献した渡部海。全試合で4番を務め、打率5割を残すなど打撃面で活躍を見せたが、注目すべきは守備での貢献だ。普段は組むことのない他大学の投手たちをリードし、マスクを被った3試合で全勝という結果を残した。
「『勝たせられるキャッチャー』というのが自分が目指すべきところ。そういう意味ではいい結果が出せたと思います」

高校・大学での渡部の成績は、まさに「優勝請負人」と呼ぶにふさわしいものだ。智辯和歌山高では、2年夏の甲子園で5投手をリードし優勝。青山学院大に進学後は1年春からマスクを被ると、入学から6季連続のリーグ優勝、4度の日本一を果たした。入学直後からその年のドラフト会議で共に1位指名を受ける、常廣羽也斗(広島)と下村海翔(阪神)とバッテリーを組んだ。世代を代表する3学年上の投手2人に対し、遠慮はしなかったのか。
「(自分が遠慮して)逆にピッチャーが潰れてしまっては意味がないので。自分が1年生だと思わずに、『レギュラーで出るんだ』という気持ちを持ってやっていたので、一応後輩でしたけどしっかり言うようにしていました」
勝負の秋へ、尽きない向上心
類まれな胆力と大舞台での豊富な経験を評価された渡部は、4年生になった今春、満を持して主将に就任した。しかし彼を待ち受けていたのは、大学では初の試練だった。2位で迎えた春のリーグ戦最終節、1位の國學院大との直接対決を2連敗で落とし、入学後初めてリーグ戦の優勝を逃した。
「下級生が多かった分、どうしても野球の細かい部分を詰めきれなかった。もっと自分がオープン戦やキャンプから言っておけば、という部分も非常に多かったですし、言い残した部分が結局チームとしての甘さに繋がってしまった」

リベンジに燃えるのはもちろんのこと、今秋の結果が10月のドラフト会議にも直結することは渡部も十分自覚している。周囲にドラフト1位指名間違いなし、と言われても慢心はない。
「キャッチング、スローイング、ブロッキング。守備は全部をもっとレベルアップしないとプロの一軍で戦うレベルにはまだないと思います。バッティングも、代表では良かったですけど、秋のシーズンを通してできないといけない。確実性と長打力をもっと求めてやっていきたいです」
勝負の秋に向け、日々鍛錬を積む渡部。動画では、有終の美を飾るべく、ラストシーズンに賭ける覚悟を語ってくれている。

動画では以下のような話題について語っています。
- 捕手の原体験。「自分から『やりたい』と…」
- 渡部の考えるキャッチャーの面白さ
- 4年間でもっとも印象に残っている優勝
- 今季からキャプテンに。理想の主将像は?
- ドラフトに向け、今取り組んでいること
- 今も胸に刻む、恩師・中谷仁監督の教え
- 息抜きは必要ない?オフの日の過ごし方
- 同学年のDeNA・松尾汐恩への意識
捕手へのこだわりや理想の主将像について、惜しみなく語ってくれた約25分の動画インタビュー、ぜひご覧ください。
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