いよいよ“その時”が迫ってきた。シーズンも終盤、待ち焦がれた歓喜に向けて現地は大興奮!と思いきや、意外とクールな反応も。試合前のパブに潜入して、ガチグナの本音を聞いてみた。
4月1日に行われたアーセナル対リーズ戦の試合前、エミレーツ・スタジアム近くのパブを訪れた。場所は、熱心なサポーターが集う「ザ・トーリントン」。キックオフ3時間前だというのに、試合を待ちきれないサポーターが数多く押し寄せていた。
その時点で、残り試合は10。首位を快走するアーセナルがこのまま逃げ切ることができれば、19年ぶりの国内制覇だ。それだけに、街もパブも異様な盛り上がりを見せている――かと思いきや、サポーターも近隣住民も、まだいたって冷静な印象だ。試合後こそ、あちこちから歌声が響くものの、アーセナル界隈の日常としては、以前とさほど変わりない。では、アーセナルを愛してやまないサポーターたちは今、どんな心境なのだろうか。
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photograph by Getty Images