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「監督が自分のキックを…」アストンビラ・鈴木彩艶が語るアーセナル戦の内情…「最高傑作」ネビル絶賛のパスとは?《プレミア初の日本人GK》

2026/09/09
安定感溢れるセーブに正確無比なロングフィード。日本人GK史上初となるプレミアデビューで昨季の王者に対して一歩も引かず、仁王立ちした。かつてないほど大きく映る守護神の声を戦いの後に聞いた。(原題:[デビュー戦を語る]鈴木彩艶「勝利につながるプレーを」)

「ザイオン・スズキは世界ナンバーワン!」

 ビラ・パークのホーム観衆は歌った。

 8月31日、プレミアリーグ第2節アストンビラ対アーセナルの前半25分。鈴木彩艶が、敵のヘディングシュートを反応鋭く弾き出した直後の合唱だった。その前日にチェルシーへと去ったGK、エミリアーノ・マルティネスの応援歌で、ファンが名前の部分だけ替えたのだ。

 主審は、シュートに至る前のファウルに笛を吹いており、ネットを揺らされていてもゴールは無効だった。しかし、控えGKが出場して0-4で大敗に終わった開幕戦の翌週、アストンビラのファンは鮮烈なデビューを果たした新GKの名を歌わずにはいられなかった。

 ついに、日本人プレミアGKが誕生した。そう実感させる瞬間でもあった。しかも、アストンビラの「背番号1」として。昨年の王者に惜敗した試合後、鈴木はさばさばした表情で振り返った。

「チームは前節で敗れてしまったので、今回は自分のデビュー戦ということもありますし、負けられない戦いでした。まずは安定感を与えられるようなプレーと、勝利につながるプレーを意識しました。結果的に敗れてしまい、失点シーンを含めて、できることがあったと思うので、しっかり(今後に)活かしたい」

 同月19日に、パルマからの移籍が発表された鈴木自身が、クラブ公式SNSのメッセージで「素晴らしいクラブ」と表現していたように、24歳の日本代表GKは、「サッカーの母国」でも随一の「由緒ある」クラブでステップアップに挑む。

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photograph by Getty Images

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