4人目には、桑田駿介とともにエースとして期待される3年生の谷中晴が登場。前半シーズンを振り返りつつ、課題となっているけがの多さとその克服方法についても聞いた。エースの自覚と、彼が目指すものとは。<藤田敦史監督、村上響、桑田駿介各選手のインタビューは公開中。鈴木大翔選手の動画インタビューも近日中に公開予定です>
藤田敦史監督から、桑田駿介とともに「Wエース」としての期待をかけられる谷中晴。1年時には出雲駅伝後の記録会「もうひとつの出雲駅伝」でトップになると、全日本大学駅伝、箱根駅伝に出場。2年時にも3大駅伝すべてのメンバーに名を連ねている。
今季は6月にあおもりディスタンスチャレンジで28分34秒14をマークし、10000mの自己ベストを更新。7月の関東学生網走夏季記録挑戦競技会では28分54秒57のタイムだった。実はこの2つの記録会が、1年の出雲駅伝後の記録会以来となるトラックレースだったという。

今年は箱根駅伝を走った後、ホクレンで日本選手権参加のためのタイム(参加標準記録27分45秒00、
申込資格記録28分00秒00)を狙うつもりで練習をスタート。練習は順調に積めていたが、3月に肋骨と背骨の骨折が発覚。そこからはポイント練習ができず、レースにも出ることができず、ようやく6月にレースに出場したという流れだった。
「最初は5000mに出場しつつ、10000mでも27分台の記録を出したいと思っていたので、関東インカレにも出る予定でした。なので前半は全然思い描いていた通りには走れず、自分の中で評価は低いです」
それでもあおもりディスタンスでは自己ベストを更新。そのレースを終えて、これが気温の低い冬場なら28分1桁台、練習次第では27分台は出るのではという感覚を持てたという。
「それぐらいの地力はついてきているなという感じです」
課題となるけがの多さ。どう克服していく?
課題となるのがけがの多さだ。さらなる強さを獲得するためには、けがをせずに練習を継続することが必須となる。自らの体についても分析し、対策を取ろうとしていると谷中は話す。

胸椎については骨密度が低く、1年の箱根駅伝の後にも骨折した場所だった。骨の強度を高めるため、カルシウムやビタミンを積極的に摂取。胸椎については、胸郭が固くなっていることがわかったため、柔軟性を上げて走りの質を高めようとストレッチなどに継続して取り組んでいることなど、様々な取り組みについて話をしてくれた。
そして話題は前回の箱根駅伝7区へ。本来は往路を走るはずだったという谷中だが、チーム事情での復路起用、自身の走りへの評価、そして意外なメンタリティなどについても動画インタビューでじっくり話をしてもらっている。
「箱根は●区を走ってもいいぐらいに」
動画ではほかにも、以下の話題を話している。
- 箱根駅伝の時期は「一番苦しい」。理由は?
- 緊張しすぎた7区、だけど「結構隠す感じです」
- 「桑田は6区が一番向いている」から自分は
- 同世代で意識する選手
- 全日本は2区か7区、箱根は「●区」を走れるように
- 目標は日本選手権10000m「田澤さんと芽吹さんが」
- ユニバーシティゲームズ日本代表への野心
間違いなくエースの実力をつけてきている谷中。練習を継続し、さらなる飛躍を駅伝シーズンに見せてくれるのか。「自分に期待している」と頼もしい言葉も聞かれたインタビュー、ぜひご覧ください。(8月7日取材)
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