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本田圭佑も森保一監督も“槙野智章の激怒”に意外な言及…「Jリーグ審判の待遇低すぎ問題」ブラジル人記者がズバリ「ブラジルでは年収1600万円級も」
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byJ.LEAGUE
posted2026/11/07 11:20
藤枝MYFC対徳島ヴォルティスでの判定で抗議する槙野智章監督
「森保監督は、槙野監督の人間性なり性格を熟知しているはず。僕は、教え子である槙野に一定の理解を示していると受け取った」
ブラジルだと“年収1600万審判”も
――視点を日本から世界に広げて考えてみたいと思います。もしブラジルで同じことが起きていたら、槙野監督への処分はどうなっていたと思いますか?
「何の処分も下されないんじゃないかな。リーグが誤審を認めたわけだからね。一方、審判は試合を割り当てられなくなり、一定期間の研修を命じられるはずだ」
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――日本とブラジルのVAR導入状況をどう考えますか?
「ブラジルでは2部でも5年前から導入されており、3部と4部でも終盤戦で部分的に導入されているから、日本よりかなり先を行っている。VARの導入で、明らかな誤審、重大な誤審は間違いなく減った。それでも審判の解釈によって誤審が生まれる余地があるから、審判の判定に対する不平、不満は相変わらず多いんだけどね」
――優れた人材に審判になってもらうためには、待遇改善も欠かせない。日本では、トップクラスの主審でも年収が1000万円程度で、平均年収は数百万円程度のようです。一方、ブラジルではトップクラスの主審の年収が1600万円程度、副審の年収が950万円程度のようです。
「ブラジルの方が物価か安く、平均年収も低いから、実質的な収入は日本の3倍程度ある感じだね」
日本と違うブラジルの「不服申し立て」文化
――両国では処分の決定方法も大きく異なります。日本では、JリーグとJFAの審判委員会が決定を下し、不服申し立ては認められない。一方、ブラジルではスポーツ最高裁判所という組織があり、審判によるマッチレポートを受けて問題となったプレーや行為を確認し、規則に則って選手、監督、クラブ関係者らへ処罰を下す。各クラブにはスポーツ法専門の弁護士がおり、極めて頻繁に控訴します。
「一般の犯罪やトラブルと同様、裁判所が処分を決めるシステム。裁判だから、当然、処罰を科せられた側も不服なら控訴できる。その場合、処罰の適用が先延ばしになったり、軽減されることが少なくない」
――これは私見ですが、ブラジルでは審判の判定に対する不平、不満、抗議があまりにも多いので、トラブルが起きることを前提としたシステムを採用しているのではないでしょうか。ブラジルで初めて試合を見た際、ほぼすべての試合で負けたチームの監督、コーチ、選手、さらにはクラブ役員までが血相を変えて審判団に抗議するのを見て驚きました。

