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獅子の遺伝子BACK NUMBER
4歳の息子が「パパもこの曲にして!」西武・甲斐野央を支えた“魔曲誕生”の舞台裏「なにわ男子」メンバーと偶然空港で…「勇気100%」クローザーの横顔
text by

市川忍Shinobu Ichikawa
photograph byNumberWeb
posted2026/10/30 11:03
あの登場曲が流れるとベルーナドームのテンションは最高潮に…
最初は抵抗もあった。以前の登場曲も気に入っていたからだ。しかし楽しそうに合唱するファンの姿を見て考え方が変わった。これほど喜んでもらえるならと、続けて使用することを決めた。
空港で「なにわ男子」藤原丈一郎と…
シーズン中には「勇気100%」を歌うアイドルグループ「なにわ男子」のメンバーに偶然、会う機会もあった。
「日ハム戦の帰りに新千歳空港で、なにわ男子のメンバーである藤原丈一郎さんを偶然、お見掛けしたんですが、藤原さんも僕に気づいてくださって。『初めまして』と声をかけさせていただいて、そのときに『勇気100%、使わせていただいています』と挨拶をしました。『今度、ぜひ球場に歌いに来てください』ともお願いしました」
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双方のファンに気づかれないようこっそりと挨拶を交わしたつもりだったが、その様子はすぐにSNSで広まった。「パニックになったら困るな」と甲斐野は用心していたそうだが、どちらのファンもマナーよく静かにその様子を見守ってくれたおかげで無事に言葉を交わすことができたそうだ。
甲斐野は飛躍の2026年シーズンをこう振り返る。
「今シーズンは平良(海馬投手)が先発に回ることがすでに決まっていて、守護神がいないというところでのスタートでした。先発以外のピッチャーはみんな、やはり『最後に投げたい』ということ考えて、目指していたと思うんですよ。その上でキャンプからアピールして、勝負してきたという感覚でした」
「抑えは岩城でいく」その陰で…
千葉ロッテとの開幕戦の前日、投手陣が集められ豊田清投手チーフコーチから告げられたのは「抑えは岩城(颯空)で行く」という一言だった。
「それまで本当に全員、誰が最後に投げるかということは言われていませんでした。そのなかで『ルーキーの岩城でいく』と発表されまして『そう来たか』と、みんな驚いたと思います。岩城は制球力もありますし、きれいな軌道の真っすぐを投げる投手。普通に、みんなも納得といいますか、今年はそういう形でいくんだなと受け止めたと思います」

