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獅子の遺伝子BACK NUMBER
「嘘でしょ?」山川穂高の人的補償で西武へ…甲斐野央が振り返る“運命の分岐点”「あの強いホークス相手に投げるのか…」から始まった守護神への道
posted2026/10/30 11:02
飛躍の1年となった甲斐野
text by

市川忍Shinobu Ichikawa
photograph by
JIJI PRESS
今シーズン途中から埼玉西武ライオンズのクローザーをつとめた甲斐野央投手。2024年に福岡ソフトバンクホークスからFA移籍の人的補償で移籍した野球人生の転機と、その後の飛躍のきっかけについてNumberWebのインタビューに語った。〈全2回の前編/つづきを読む〉
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6月7日にプロ100ホールドを記録。9月8日にはプロ野球史上3人目となる同年での「20ホールド&20セーブ」を達成した。今シーズン途中から最終イニングを任されるようになった甲斐野央投手は、ライオンズの守護神としてクライマックスシリーズまで戦い抜いた。
「移籍1年目はホークスとの試合のとき、やはりなんかこう、ちょっと違和感というか、見知った顔ばかりが相手なので、投げにくさというのはあったんですけど……。去年あたりからそれも少なくなって、今年は全くそういった(古巣)感覚がなく、落ち着いて投げることができました。レギュラーシーズンのホークス戦はすごくいいメンタリティーで試合に入れていましたね」
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ライオンズの一員となって今年で3年目。2024年1月、国内FA権を行使して西武からソフトバンクへ移籍した山川穂高内野手の人的補償として移籍した。初年度から持ち前の明るい性格ですっかりチームに馴染み、今ではファンの間で“ライオンズ生え抜き”という冗談で形容されるまでになった。
「嘘でしょ?」突然の移籍連絡
そもそも移籍が決まった当時はどんな心境だったのだろうか。
「2024年の1月11日に決まったのですが、ちょうど自主トレの前日だったんですよ。ホークス球団の方から『今、ちょっとリモートで話せますか』と連絡があって、『そういう(FAの人的保障)方向で決まったから』と言われました。聞いた瞬間は『嘘でしょ?』みたいな感覚で何度か『本当ですか?』と聞き返しました」

