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元天才MFは“J1で躍動16歳”を育てた「俺、早すぎたかなと」“海外挑戦の挫折”…財前宣之が三井寺眞に伝えたこと「プロやばいっす。楽しいっす」 

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生島洋介

生島洋介Yosuke Ikushima

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photograph byEnrico Calderoni/AFLO,Masashi Hara/Getty Images

posted2026/10/30 17:00

元天才MFは“J1で躍動16歳”を育てた「俺、早すぎたかなと」“海外挑戦の挫折”…財前宣之が三井寺眞に伝えたこと「プロやばいっす。楽しいっす」<Number Web> photograph by Enrico Calderoni/AFLO,Masashi Hara/Getty Images

16歳にしてマリノスで華々しい活躍を見せる三井寺眞について、恩師である“天才”財前宣之はどのように見ているのか

「苦しんだあの時期、『プロやばいっす』といってスランプに入っちゃうのが普通だと思うんです。でも眞は『プロやばいっす、レベルが高くて楽しいっす』って。その辺りの感覚が、ただの16歳とは違いますよね」

「潰れてしまうリスクもある」

 そもそも、異例のトップ昇格だ。ジュニアユース年代をフォーリクラッセ仙台で過ごした三井寺は、Jクラブの争奪戦の末に今春マリノスユースに加入。16歳の誕生日を迎えた4月2日に早くもプロ契約を結んだ。Jリーグを見渡せば、ユースでの1年間で力を見極め、2年目にプロ契約するケースはないわけではない。近年ではA代表経験者の佐藤龍之介(FC東京→現バレンシア)やアジア大会で存在感を示した中島洋太朗(サンフレッチェ広島)、鹿島の吉田湊海らが該当する。

「でも、下手したら潰れてしまうリスクもあるよと言ってきました」

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 財前は三井寺に対して、いち早くプロの世界に身を置くことの難しさを伝えていた。

「眞の場合、入ったばかりのマリノスユースにはU-18日本代表だっているわけで、彼らを飛び越してのプロ。まだユースで一番にもなってない。いまユースでハットトリックできるほど飛び抜けてるのか?っていう話です。なのにプロとして出るなら、それなりのことをやってみせないと危ないよと。実際には、そんなハードルを遥かに越えて、ユースの子たちにまで良い刺激を与えるほどのパフォーマンスをみせたわけだから、凄いなと思います。

 ただ、世界にはプロで活躍している16歳はごろごろいますし、Jリーグでもユースで1年間やって、2年目で咲き始める選手がいます。だから、他よりちょっと早かったという程度。これからもしっかり食らいついて、試合に出続けてほしいと思いますね。うまくいかないときもたくさんあるだろうけど、それでもある程度のパフォーマンスにまとめ上げる。そうやって出続ければ自信もつくし、このペースで1年通してやれば、きっと2年目はもっともっとやれると思う。彼のメンタリティはめちゃくちゃ強いから」

“天才”が味わった挫折…三井寺に伝えたこと

 財前がそう語るのには、理由がある。

【次ページ】 恩師が悔やむ「早すぎた海外挑戦」

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