酒の肴に野球の記録BACK NUMBER

大谷翔平“じつはリーグ4位”の貢献度、山本由伸は抜群の安定感でエース、リリーフで超好成績の松井裕樹…メジャー日本人投手の2026年成績はどうだった? 

text by

広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

PROFILE

photograph byMediaNews Group/Pasadena Star-News via Getty Images

posted2026/10/10 17:01

大谷翔平“じつはリーグ4位”の貢献度、山本由伸は抜群の安定感でエース、リリーフで超好成績の松井裕樹…メジャー日本人投手の2026年成績はどうだった?<Number Web> photograph by MediaNews Group/Pasadena Star-News via Getty Images

大谷翔平と山本由伸。日本人メジャーリーガーの今期投手成績を振り返ると……。

山本由伸(ドジャース)27歳 右腕・先発 rWAR5.9
28試合14勝9敗185回182奪三振 防御率2.53 22QS

 抜群の安定感でドジャースのエースとして活躍。22QSは、ナ・リーグ1位タイ。今季の山本は奪三振率が8.9と前2年よりも低かったが、シンカー、カットボール、フォーク、スライダーなど多彩な球種で「打たせて取る」投球に磨きがかかった。投手の故障が多いドジャースで、唯一ロバーツ監督に心配を掛けなかった投手だ。ナの投手でのrWARは5位だが、サイ・ヤング賞投票ではそれ以上の評価を受けるのではないか。

佐々木朗希(ドジャース)24歳 右腕・先発救援 rWAR0.9
26試合5勝5敗1ホールド122.1回123奪三振 防御率4.49 7QS

ADVERTISEMENT

 今年前半は不安定な投球が続いた。オールスター前は16先発で3勝5敗、81回80奪三振、防御率5.33だった。しかし後半戦は7先発で2勝0敗ながら41.1回43奪三振、防御率3.00と安定感を増した。8月26日のブレーブス戦で右手中指のマメが潰れ、4回途中で緊急降板。そのままIL入りとなったが、最終盤に昨年同様救援で復帰。今年の佐々木はようやく「メジャーの投手」になれたという印象だ。

今永昇太(カブス)33歳 左腕・先発 rWAR2.0
32試合11勝10敗174.1回174奪三振 防御率3.77 14QS

 シーズン通してローテを維持し、チーム最多の174.1回を投げた。抜群の投球ではなかったが、オールスター以降は6勝2敗、防御率3.12と安定感を増し、チームのポストシーズン進出に貢献した。今永は昨年FAとなりクオリファイングオファーを受けて再契約した。今オフに再びFAとなるが、チームの信頼は厚く、再度契約するとみられている。

千賀滉大(メッツ)33歳 右腕・先発救援 rWAR-1.7
31試合0勝9敗8セーブ61.1回75奪三振 防御率7.34 1QS

 初登板のカージナルス戦で6回自責点2の好投を見せたが、以後は全くの不調で6月23日までに6連敗。以降、救援に回り8月10日からはクローザーとして8セーブ。「おばけフォーク」が生きた形だ。ただ9月に入ってまた打ち込まれた。メッツとの契約は来年までだが、先発に復帰できるかどうかは微妙だろう。

【次ページ】 救援で輝きを放った松井裕樹

BACK 1 2 3 NEXT
#村上宗隆
#岡本和真
#菊池雄星
#今井達也
#大谷翔平
#山本由伸
#デーブ・ロバーツ
#佐々木朗希
#今永昇太
#千賀滉大
#菅野智之
#松井裕樹
#マイケル・キング
#メーソン・ミラー
#ダルビッシュ有
#ロサンゼルス・エンゼルス
#シカゴ・ホワイトソックス
#ヒューストン・アストロズ
#埼玉西武ライオンズ
#ロサンゼルス・ドジャース
#サンディエゴ・パドレス
#アトランタ・ブレーブス
#シカゴ・カブス
#ニューヨーク・メッツ
#セントルイス・カージナルス
#コロラド・ロッキーズ

MLBの前後の記事

ページトップ