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酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
岡本和真と村上宗隆が1年目30発クリア、大谷翔平は「不調扱い」のナゼ…MLBで最も貢献度が高かった日本人野手は? 指標が示す意外な“MVP”
posted2026/10/10 17:00
村上宗隆と岡本和真。日本が誇る2人のスラッガーはメジャー1年目で30本塁打をクリアした
text by

広尾晃Kou Hiroo
photograph by
Geoff Stellfox/Getty Images
今年のMLBのレギュラーシーズンは3月25日に始まり、9月27日に閉幕した。現在はポストシーズンが行われているが――過酷なMLBのペナントレースを戦い抜いた両リーグの日本人選手を見ていこう。まずは野手陣から。
岡本は33本塁打の一方で吉田は…
〈アメリカン・リーグ〉※rWARはデータサイトBaseball Referenceによる投打の総合指標
吉田正尚(レッドソックス)33歳 DH,外野手 rWAR0.7
87試合263打数72安打5本塁打28打点2盗塁 打率.274 OPS.746
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MLB移籍4年目。チームは吉田を他の野手と併用し出場機会は減少。そんな中でOPSは7割台半ばをキープしていたが、8月15日のパイレーツ戦で左ハムストリングスを負傷し、負傷者リスト(IL)入り。シーズン終盤には回復したが、ポストシーズンのロースターからは外れた。rWAR0.7はチーム野手陣で10番目、2027年は契約最終年だが、状況は厳しい。
岡本和真(ブルージェイズ)30歳 内野手 rWAR2.5
156試合568打数132安打33本塁打92打点1盗塁 打率.232 OPS.762
今年巨人から移籍した岡本は、三塁守備で堅実なところを見せた。打ってはリーグ6位タイの33本塁打、9位タイの92打点、打率.232は規定打席65人中49位だったが、rWAR2.5はチーム野手陣では1位、チームの主柱ゲレーロJr.がほぼフル出場して9本塁打と絶不調の中、代役を果たした印象だ。
村上はもちろん…Wソックス西田も快挙だった
村上宗隆(ホワイトソックス)26歳 内野手 rWAR2.3
127試合454打数94安打35本塁打77打点1盗塁 打率.207 OPS.825
ヤクルトから移籍した村上は、3年連続100敗のホワイトソックスで3、4月にいきなり12本塁打してファンの度肝を抜いた。5月29日のタイガース戦で右ハムストリングを負傷しIL入りし35試合を欠場したが、最終的に35本塁打はリーグ5位、打率.207は61位だったがOPSはリーグ10位の.825、rWAR2.3はチーム5位。ムードメーカーにもなりポストシーズン進出の原動力になった。

