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「衰えている」柳田悠岐37歳の本音…金でも選手層でもない“ソフトバンク3連覇”の決定的な理由とは? 番記者が驚いた“柳田のひと言”
posted2026/09/21 06:02
「衰えてます」柳田悠岐37歳の本音とは
text by

田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph by
Nanae Suzuki
パ・リーグの覇権を握ったのは今年もソフトバンクだった。球団の福岡移転後初となるリーグ3連覇を、9月17日に京セラドームで決めた。
優勝まであとアウト一つになってもナインは落ち着き払っていた。ゲームセットの瞬間も、喜びを爆発させるとの表現より、むしろ整然と歓喜の輪をつくり上げているようだった。これが常勝軍団の風格なのだろうか。
しかしその中で一人、先頭を切ってダグアウトを飛び出して右拳を突き上げながらマウンドへ駆ける男がいた。
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チーム最年長、柳田悠岐37歳だった。
「衰えてます」柳田の本音
胴上げの前には左の手のひらを突き出して、右手の人差し指と中指を添えて「7回やぞ、7回行くよ」と示すと、チームはそれに呼応する。小久保裕紀監督の体が7回宙を舞った。
はしゃぐ気持ちはたしかに理解できる。柳田は優勝決定試合までに119試合出場で打率.297、17本塁打、63打点の成績を挙げて打線を牽引した一人として活躍した。3年ぶりにシーズン規定打席をクリアして、打率はパ・リーグ3位の好位置につけている。二桁本塁打も3年ぶりだ。
昨年末にはこんな宣言をしていた。
「目指すタイトルはカムバック賞です」
2024年5月には二ゴロを放って一塁へ走っていた途中に右脚の筋損傷を発症して長期離脱してレギュラーシーズンの出場は52試合にとどまった。2025年も4月11日のロッテ戦(ZOZOマリン)で右脛に自打球を当てて骨挫傷を起こして5カ月ほど戦列を離れてしまい、レギュラーシーズン出場はプロ1年目を除けば最少の20試合に終わっていた。その後リハビリを経てなんとか8月末に実戦復帰するも、二軍戦の成績は打率.225、0本塁打とファームですら苦戦を強いられた。
だが、それでもレギュラーシーズン最終盤に一軍復帰を果たしクライマックスシリーズと日本シリーズでは全11試合で安打を放ち、打率.378、2本塁打、5打点と主砲として日本一の立役者となったのだった。
「衰えてますよ。でも、打てます。技術は増してると思います」

