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甲子園の風BACK NUMBER
巨人の「中学生指名」が話題のウラで…今夏も全国制覇《中学球界の盟主》を無名校が追い詰めた?「世紀の番狂わせ」目前だった“ナゾの左腕”進化のワケ
posted2026/11/06 11:00
2年連続となる3度目の全国制覇を果たした中学「軟式野球界の盟主」駿台学園を追い詰めた早実中。番狂わせ目前の健闘の秘密は?
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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10月に行われたドラフト会議では、巨人による中学生選手の指名が話題となった。そんな中、中学軟式球界では今夏、ある「番狂わせ」が起きかけていたという。当事者が語った「現代育成システムの変化」とは?《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》
高校野球で、夏の甲子園の熱戦が行われていた2026年の8月のこと。
大舞台から数百キロ離れた島根県では、軟式野球の全中大会が行われていた。
中学生にとっては甲子園に勝るとも劣らない勝負の舞台で、2年連続3度目の全国制覇を成し遂げたのが、東京の駿台学園中学だ。
中学野球界の“絶対王者”に何が?
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同校は卒業生の多くが硬式野球の強豪校に進学し、今夏の甲子園にもOBが多数出場している。名実ともに中学軟式野球界の「絶対王者」と言える存在でもある。
特に今年のチームは、投打の中心として藤森一生という選手を擁していた。
小学生時代にはジャイアンツジュニア(※小学生の応募者500人以上から16名を選抜して組成するエリートチーム)にも選ばれ、10月のドラフト会議で巨人から育成指名された関蓮太郎と双璧とされた選手だ。当然、強豪の駿台学園中学でも1年春からレギュラーに選ばれた二刀流の“怪物選手”である。
全中前の前評判でも駿台学園の下馬評は圧倒的に高く、全国制覇もある意味では「実力どおり」と言っても良かった。実際に、全国大会の決勝まで僅差のゲームすらなく、ほとんどが危なげない試合ばかりだった。
だが、その道のりを振り返ってみると、実はその道中では決して強豪とは言えない無名校を相手に“まさかの番狂わせ”の危機に瀕した試合があったのである。

