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「もし獲れなかったら…」なぜ今年の広島はドラフト1位“指名公表”をしなかった? 「お約束」を破ってでも…サプライズ指名のウラに“特殊な事情”
posted2026/11/06 11:02
ドラフトに挑む広島の新井貴浩監督。意外な1位指名選手を選んだワケは?
text by

安倍昌彦Masahiko Abe
photograph by
Yuki Suenaga
今年も多くのドラマを生んだプロ野球のドラフト会議。サプライズのひとつが広島の1位指名だった山里宝選手だ。もちろん実力者であることは知られていたが、それでも「ドラ1候補」かと言われると、ドラフト前に予想する向きはほとんどいなかったのではないだろうか。その驚きの指名のウラには、球団のどんな思惑があったのか。スカウトの胸中を聞いた。《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》
ドラフト会場が「ざわめいた」瞬間
記者会見まで行ってアメリカ球界挑戦を表明した横浜高・織田翔希投手を、巨人が強行1位指名。
そんなビッグサプライズが用意されていた今年のプロ野球ドラフト会議。
そのほかにも、意外な1位指名に会場がざわめいた場面がいくつかあった。
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《第一巡選択希望選手、広島東洋、山里宝、内野手、亜細亜大学》
こう読み上げられた瞬間も、その一場面だった。
ここ10年ほど、ほぼ毎年、お約束のように「1位事前表明」をしていた広島東洋カープが、今年に限って「音なし」でドラフトを迎えた。
それは、ファンにとっては気になることの一つだった。

