- #1
- #2
野球のぼせもんBACK NUMBER
「まさかの14勝3敗」ソフトバンクなぜ日本ハムに強い? 現地記者がナゾを追う…小久保裕紀が名前を挙げた“2人の重要人物”「立ち去るコーチを引き止めて…」
text by

田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph byJIJI PRESS
posted2026/08/10 06:01
小久保裕紀監督が名前を挙げた“2人の重要人物”とは
「柳田(悠岐)とか近藤(健介)とか、そういった選手が特に集中力を上げて臨んでくれている。そうなると周りの選手も『俺もやらなきゃ』と引っ張られますよね。ただ、競ったゲームも多い。一つ違えば逆の結果だったかもしれませんし、そっちに転んでもおかしくなかったと思います。そういうゲームを勝ってきた結果だったと思います」
ある証言「長谷川コーチはすごい」
長谷川コーチは控えめな性格だ。謙遜もあるだろう。ならば村松コーチにも突撃だ。すると、興味深い言葉が返ってきた。
「長谷川コーチがしっかり打順を決めてくれる中で、相手ピッチャーに対して打者のバット軌道が合うか合わないかというデータまで把握しながらスタメンを考えてくれている。いわゆる対戦成績の相性だけではない。そこはすごいなと思います」
ADVERTISEMENT
長谷川コーチは2021年の現役引退後、翌年から2年間は一軍打撃コーチを務めたが、2024年はユニフォームを脱いで新設された動作解析などを担当する分析チームの「R&Dグループ」に所属。2025年から同グループのスキルコーチ(打撃)として主にファーム野手陣の指導を行い、今季からスキルコーチ兼任で一軍打撃コーチとなった。そのため表面的なデータや自身の経験則だけに基づかない選手の特徴把握に長けているのだという。
序盤の内幕「日本ハム投手の傾向」
また、取材を進める中では日本ハム投手陣の“強み”を逆にソフトバンクが利用したとの声もあった。日本ハムは昨季まで3年連続でリーグ最少の与四球数だった。ただ、四球を嫌がるあまり、ストライクゾーンに球が集まりすぎていたのをソフトバンクの打者たちが打ち損じることなく攻略しに行った結果ではないかという。


