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野球のぼせもんBACK NUMBER
「優勝候補は日本ハム」プロ野球で異変…ソフトバンクに超苦戦、日本ハムの“誤算”「悔しがり」「ニヤリ」小久保裕紀と新庄剛志の“名対決ウラ側”
posted2026/08/10 06:00
日本ハム監督・新庄剛志とソフトバンク監督・小久保裕紀
text by

田尻耕太郎Kotaro Tajiri
photograph by
JIJI PRESS
パ・リーグ独走状態に入ったソフトバンク。とくに開幕前「最大のライバル」と目された日本ハムを8月10日現在、直接対決で「14勝3敗」。なぜめっぽう強いのか。福岡現地の記者・田尻耕太郎氏がひもとく。【全2回の1回目】
「ライバル」日本ハムにめっぽう強い…
パ・リーグはすっかりソフトバンクの独走状態だ。5月21日時点では借金2で4位と苦しんでいたのが嘘のように、6月30日に西武をかわして首位浮上すると加速度を増し、みるみるうちに2位以下を引き離した。8月5日にはチーム福岡移転後初となるリーグ3連覇への優勝マジックを点灯させ、8月10日時点で「33」としている。
向かうところ敵なしの最強軍団……のように思えるが、じつは今季ここまでの対戦カード別ではオリックスに7勝8敗と負け越しており、西武戦は10勝10敗と互角。楽天戦は直近こそカード4連勝中だがそれ以前は6勝7敗と黒星が先行していた。
しかし、日本ハム戦になると様相が一変。14勝3敗と圧倒しているのだ。あの日本ハムをこれほどまでにカモにするとは、開幕前には想像できなかった展開ではなかろうか。
「悔しがり…」「ニヤリ」昨季は熾烈な争い
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昨シーズンはソフトバンクと日本ハムが至極のライバル関係を築き、プロ野球全体を最後の最後まで熱く大いに盛り上げた。昨年7月末時点では両チームが「ゲーム差0」で競り合った。8月になりソフトバンクがやや引き離したものの、8月22日~24日のエスコンフィールド北海道での“天王山”3連戦は日本ハムがスイープして2強が再び接近。長いペナントレースにもかかわらずひとつの勝敗で流れが変わり、その分岐点がどこに潜むのか読めない戦況はファンの興奮を呼ぶだけでなく、両軍の監督さえも極上の緊張感をあえて楽しんでいたのがとても印象的だった。

