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なぜ堂安律は“チームのために走れる”のか? 強靭なメンタルを育んだ「めっちゃ仲良い」堂安家の絆…母がポツリ「あんたは一番の親不孝者やからな」
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曹宇鉉Uhyon Cho
photograph byJIJI PRESS
posted2026/06/29 11:23
堂安律と兄の堂安憂さん(2022年5月、尼崎市役所を訪問した時のもの)
「距離がめっちゃ近い」堂安家の絆
弟のワガママに付き合わされることは何度もあった。子どものころはケンカもした。だが、憂さんを含めた家族の誰ひとりとして、大言壮語を吐く末っ子のまっすぐさを否定しなかった。「俺が一番うまい」と言い張り、そうではない現実に何度打ちのめされても、むしろ律の心はしなやかな強靭さを備えていった。もちろん、生まれ持った素質もあるのかもしれない。だが、それが大きく花開いた理由は、堂安家の絆にこそあるのではないか。
「たしかに家族の距離はめっちゃ近いと思います。ずっと仲良いですね。僕らからしたら普通のことすぎて、うまく言葉にはできないんですけど……。やっぱりそこは、親に感謝しないといけないですね。両親がそういうふうに育ててくれなかったら、こうはなっていないと思うので」
「結局、親が最強やと思います」
両親の話になると、憂さんの言葉の質感が変わった。弁当作りから送り迎えまで、母も父もサッカーに打ち込む三兄弟へのサポートを惜しまなかった。大人になった今ならわかる。金銭的にも時間的にも、決して当たり前のことではなかった、と。
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「だって、母が朝5時とかに起きて弁当作ってくれるんですよ。僕らはそのありがたみもわかっていなかった。本当にできることは全部やってくれました。もう感謝しかないな、と。結局、親が最強やと思います。そんなん、強くなるしかないじゃないですか」

