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堂安律「スカウトに1秒で“お断り”」「俺は日本代表になるんや」兄が語るビッグマウスの原点とは?「本田圭佑との“SNSでの一件”」じつはあった伏線

posted2026/06/29 11:16

 
堂安律「スカウトに1秒で“お断り”」「俺は日本代表になるんや」兄が語るビッグマウスの原点とは?「本田圭佑との“SNSでの一件”」じつはあった伏線<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

日本代表の10番を背負う堂安律。板倉滉が不在のピッチではキャプテンマークも巻く

text by

曹宇鉉

曹宇鉉Uhyon Cho

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Kiichi Matsumoto/JMPA

ブラジルとの決勝トーナメント1回戦でキーマンとなるのがMF堂安律だ。今大会は攻撃だけでなく守備面でも日本代表を支え、無敗でのグループステージ突破に大きく貢献した。そんな「背番号10」の原点と人間像を3歳上の兄、堂安(ゆう)さんの証言から掘り下げた。(全3回の2回目)

◆◆◆

「ご両親が子どもたちに伝えていた、堂安家のルールみたいなものはありましたか?」

 そう問いかけると、堂安律の3つ年長の兄・(ゆう)さんは少年時代の記憶を掘り起こした。

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「具体的に何かっていうと難しいですけど、強く記憶に残っているのは、“卑怯なことだけはするな”ってことですかね。1対1で誰かと揉めるぶんには構わない。年上の人に向かっていくのもいい。でも、何人かで立場の弱い人を責めるようなことは、絶対に許さないと。好き勝手に生きるのはいいけど、“カッコ悪いことはするな”って厳しさはある家だったと思います」

本田圭佑へのリプライ「日本代表のことでしょうか?」

 憂さんの話を聞いて、すぐに思い浮かんだエピソードがある。2022年6月15日、本田圭佑の「なあ。サッカーやるなら上目指せよ。」というSNSの投稿に、律が「日本代表のことでしょうか?」と強めのパスのようなリプライを送った一件だ。

 前日の6月14日、日本代表はチュニジアに0対3の完敗を喫していた。それも、律にとってガンバ大阪時代のホームであり、代表デビューを飾った舞台でもあるパナソニックスタジアム吹田で。誰よりも負けず嫌いな男が、忸怩たる思いを抱いていたことは想像に難くない。

【次ページ】 「本人はビッグマウスのつもりはなくて…」

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