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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
「“大谷翔平ルール”は納得できない」なぜ急に…批判の声? ロバーツ監督は反論も…ドジャースの外で広がる疑問「もし私がパドレスの一員だったら…」
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水次祥子Shoko Mizutsugi
photograph byGetty Images
posted2026/04/29 06:00
大谷翔平に適用されている「二刀流ルール」。なぜ今、アメリカで賛否?
ロバーツ監督は反論も…
その日のうちにドジャースのデーブ・ロバーツ監督の耳にまで届き「確かに、その選手がいるおかげで我々は恩恵を受けている。しかしどの球団もオオタニを置くことはできる。他の球団が、投打二刀流ができる選手を見つけてくことを我々も歓迎する」と反論。この両監督が直接顔を合わせた4月24日のドジャースタジアムでの3連戦初戦の試合前には、再びロバーツ監督が「あのルールはドジャースのためのものではない」と発言する一方、カウンセル監督は「あれは悪いルール」と持論を展開し、注目を集めた。
そもそも二刀流ルールとは何か。導入当初のMLB公式サイトによると「その年か前年(その後に「前々年」まで規定拡大)に少なくとも20イニング以上を投げ、野手かDHで20試合以上に出場し、各試合で少なくとも3打席入れば二刀流選手として登録することができ、翌シーズン終了までその状態を維持できる。二刀流選手は投手登録人数に含まれない」というもの。これが2019年3月に導入決定と発表され、2020年シーズン以降に適用となった。
このルールについて、カウンセル監督が指摘したのは、選手登録の部分だ。チームが投手を13人までしか抱えられないところ、大谷が所属するチームだけが実質14人になるためアンフェアだとし、米球界ではそれに賛同する声が続出した。
「同地区チームだったら納得できない」
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ヤンキースやオリオールズなど5球団で22年間監督を務めた名将バック・ショーウォルター氏は4月23日配信の米野球ポッドキャスト「ファウルテリトリー」に出演し、こう語った。
「特定のチームが他のチームよりも多く投手を抱えられるということが規定で決められているというのはフェアじゃない。オオタニがいかに優れたスキルの持ち主であるかを示す機会を邪魔したいわけではないが、1球団だけに認められることがどうして公平といえるのか、理解できない。100年に1人の選手であることは間違いないし、歴代最高の選手の1人かもしれないが、もし私がパドレスかどこか、同地区チームの一員だったら特に、納得できない」
メジャーで10年、ソフトバンクで2年プレーした元投手で解説者のC.J.ニコースキー氏も、Xで疑問を呈した。
「オオタニルールを再考すべきときがきた。彼は先発ローテに入っているのに、なぜ投手枠に入らないのか。筋が通らない。全球団に適用されているルールだという意見はもう聞きたくない。彼は特別だし、我々みんなそれを理解しているが、選手登録で1球団が得をしている状況は平等とはいえない」
一方、こうした疑問の声に対する反論も挙がっていた――。
〈つづく〉

