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「“大谷翔平ルール”は納得できない」なぜ急に…批判の声? ロバーツ監督は反論も…ドジャースの外で広がる疑問「もし私がパドレスの一員だったら…」
posted2026/04/29 06:00
大谷翔平に適用されている「二刀流ルール」。なぜ今、アメリカで賛否?
text by

水次祥子Shoko Mizutsugi
photograph by
Getty Images
「あれはたぶん、最も意味不明なルールだ。たった1球団のためだけに存在するのだからね」
大谷翔平に適用されている「二刀流ルール」をあからさまに批判した発言が今、米国で大きな議論を呼んでいる。
発言者はカブスのクレイグ・カウンセル監督。4月20日に本拠地リグリーフィールドで行われた試合前会見の席でのことだった。
二刀流ルールは“奇妙”なのか?
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カブスは開幕から好調な戦いをしているものの投手陣からケガ人が続出しており、投手のやりくりには苦労していた。メジャーは各チームの出場登録選手枠が8月末までは26人に制限され、うち投手は13人、9月以降は28人、投手14人。投手の登録人数がもっと柔軟であったならば、登板過多を避けてケガをもっと防げたかもしれないという話が出た。そこで1人のベテラン記者から「投手が13人までと上限が決められていることについて、これまで説明を受けたことはあるか」と質問されたとき、カウンセル監督はこう答えた。
「説明を受けたことはないね。だが想像するに、攻撃力を一定の水準に維持するためというのが一番の理由だろう」
そして、大谷の名前こそ直接出さなかったものの、二刀流ルールをばっさりと切った。
「しかし、13人以外に投手兼打者を抱えることを認められているのが1球団だけある。彼は特別待遇を受けている。たぶん The Most Bizarre Rule だ。たった1球団だけだからね」
Bizarreは意味不明、奇妙、奇怪、奇天烈、異様といった意味の形容詞だが、なかなかに強い表現だ。その場にいた報道陣も驚き、その発言はSNSなどであっという間に広まり、大きく報じられた。

