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猛牛のささやきBACK NUMBER
オリックス同僚も歓喜「泣いちゃいました」ベネズエラ代表WBC制覇の陰に「チームを一つにしたベンチ裏のルーティン」マチャドが振り返る“番狂せ”舞台裏
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byGetty Images
posted2026/04/23 11:03
ベネズエラ代表のセットアッパーとしてフル回転したマチャド
オリックス同僚も涙「色んな思いが込み上げて…」
ベネズエラが優勝を決めたちょうどその日、日本でオープン戦に登板したオリックスのベネズエラ出身投手、アンダーソン・エスピノーザは、登板後、「初回はちょっと気持ちが浮ついてしまっていた」と反省した。
なぜかと聞かれると、こう答えた。
「WBCやマッチ(マチャド)を見て、ちょっと興奮しすぎたところがあったので、なかなか自分の気持ちを整理することができなかったのかなと思います」
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オリックスで同僚のマチャドだけでなく、ロナルド・アクーニャ・ジュニアやルイス・アラエスとも親しい間柄だという。それだけに、「優勝の瞬間は泣いちゃいました」と明かした。
「国ではいろいろなことが起きている最中なので、いろんな思いが込み上げてきました」
マチャドには、「おめでとう。僕をこんな気持ちにさせてくれてありがとう」とメッセージを送った。
「自分以外にも感動してくれる人がいる」
マチャドは感慨深げに振り返る。
「エスピー(エスピノーザ)をはじめ、(ホセ・)オスナ(ヤクルト)だったり、日本人選手からもたくさんメッセージをもらって本当に嬉しかった。自分以外にも感動してくれている人がいるんだなと」
オリックスに合流すると、エスピノーザからはお祝いのケーキが贈られ、宮城大弥や曽谷龍平、頓宮裕真、仁藤拓馬広報たちからもウイスキーなどがプレゼントされた。
「いろんな選手、そしてファンの方々にも『おめでとう』という言葉で迎えてもらいました。自分が家族のように思っている皆さんからそういう言葉をいただけて本当に嬉しかった」
オリックスに所属して3年目。第二の故郷のように感じている日本との対戦は、やはり特別なものだったと、マチャドは振り返った。 〈つづく〉

