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「なんか、燃えてますね」侍ジャパン敗戦から3日後、オリックス若月健矢30歳が語ったWBCの本音…戦友・阪神坂本と笑顔のグータッチ「僕もアップデートしないと」
posted2026/03/24 11:04
WBCで3試合の先発マスクを被った若月健矢(30歳)。悔しい思いもしたが、高いモチベーションでオリックスに戻ってきた
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米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph by
Kelly Gavin/WBCI/MLB Photos via Getty Images
WBC準々決勝ベネズエラ戦からわずか3日後の3月18日、京セラドーム大阪でオリックスに合流し、共同取材に応じた若月健矢は、心なしか痩せたように見えた。
テレビカメラと記者がずらりと待ち構えているのを見て、「えっ」と一瞬、躊躇したが、意を決したようにカメラの前に立った。
「非常に残念な結果になったので、自分自身も力の差を感じましたし、日本のファンの皆様にとっても、本当に悔しい結果になってしまって、本当に申し訳ない思いです」
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日本を代表する30人のメンバーに選ばれ、ベネズエラ戦を含め、3人の捕手の中で最も多い3試合で先発マスクを被った。日頃から捕手は勝敗を背負う立場だと自負している若月は、敗戦の責任を背負い込んでいるようだった。
約1カ月間の代表期間で印象に残ったことを問われると、こう答えた。
「日本のメジャーリーガーの方たちと一緒にプレーしてみて、いろいろ刺激も受けましたし、ピッチコムであったり、そういったルールに、対応したつもりではいたんですけど、改めて本場の(普段ピッチコムを使い慣れている選手の)プレーと、対戦してみると、あまり対応できていなかったのかなというふうに思います」
ピッチコムについての質問には、言葉を選びながら慎重に答えた。

