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「あれがりくりゅう?」アイスショー会場に“ある異変”…増えた新規ファン、チケット完売「ちょっと緊張しながら…」木原龍一と三浦璃来が作った新たな光景
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松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAsami Enomoto
posted2026/04/07 11:00
「スターズ・オン・アイス」大阪公演で一際大きな歓声に包まれた三浦璃来と木原龍一
トリで再び登場した2人が演じたのは、オリンピックでも滑ったフリープログラム『グラディエーター』を、このショーに向けてアレンジしたバージョン。
「今回、『グラディエーター』の短縮バージョンを披露させてもらいました。今シーズンは、日本でまだ1回しかお見せできていなかったので、短縮バージョンではありますけど、お見せすることができてうれしかったです」(三浦)
「試合ではないけど、ちょっと緊張しながら」
昨年9月の木下グループ杯が三浦の言う1回で、NHK杯へのエントリーは2025-2026シーズンにはなく、全日本選手権では、怪我をしたことでフリーを棄権したため披露することができなかった。
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木原もこう話している。
「『グラディエーター』をたくさんのお客さんの前で披露することができてよかったです」
しかも、アイスショーではこの3年ほどスロージャンプを入れていなかったが、それも組み入れての演技であった。
「暗い会場でのスロー(ジャンプ)は怪我をするリスクもあるので、オリンピックに向けて避けてきたんですけど、やっと披露することができました。試合ではないですけど、ちょっと緊張しながらも、うれしかったです」
オリンピック金メダルの凱旋としての意味合いもある中、ここに注いでいた情熱が、2人の言葉には込められていた。

