- #1
- #2
ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「昨年から横浜の応援はすごく印象的でした」DeNA先発陣のキーマン、デュプランティエが阪神から移籍を決断したわけ「金銭も重要だけど…」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph bySankei Shimbun
posted2026/03/23 11:02
今季阪神から加入し、ローテーション入りが期待されるデュプランティエ。移籍の決め手、そして実際にプレーしてベイスターズの印象は?
同僚が語る「コミュ力」の高さ
ゴーグル越しに目を輝かせデュプランティエはそう言った。オープン戦でバッテリーを組んできた捕手の山本祐大は、かつては敵であり、今では味方になったデュプランティエについて次のように語る。
「対戦していたときの印象と、実際ボールを受けてみた印象に特別な差はないですね。僕らも昨年、デュープ(デュプランティエ)のことを研究していたし、非常に頭のいい投手だということはわかっていました。一球一球に意図を持たせることができるピッチャーですし、引き出しも多い。ベース板の上も強いし、バッターから見て本当に的の絞りにくいピッチャー。僕としては阪神時代以上にデュープのよさを引き出していきたいし、それが可能なピッチャーだと思っています。
また性格もめちゃくちゃよくて、日常の会話からスマートさを感じるし、日本語を覚えるのも早い。僕らのつたない英語でも聞き取ってくれますし、コミュニケーションが取りやすい選手ですね」
初来日の外国人選手にアドバイスも
ADVERTISEMENT
デュプランティエの様子をキャンプから見ていても、首脳陣や選手たちと密にコミュニケーションが取れていることがわかる。通訳の伊東雄太氏は、デュプランティエのコミュ力について次のように教えてくれた。
「非常に社交的な選手で、常にポジティブに周りを引き上げてくれる存在だと思います。自分から学ぶ姿勢を持ちつつ、また決して上からではなく周りに教えられる気遣いもできる。とくに今季は初来日を果たした外国人選手が多いので、デュプランティエの存在とアドバイスによって、彼らは慣れない環境であっても疑う余地なく、試してみようというマインドになっていますね。
あとピッチャーとしてのタイプは分析型だと思います。一球一球、自分の感覚とデータを照らし合わせて、主観的、客観的、両方の視点から自分のピッチングを分析しています。また、ちょっとでも手元が狂ったり、感覚が違ったりすると、すぐに修正を試みる完璧主義者の側面もあると、わたしは感じています」


