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「(クリア夫人から)刺激を受けている」シャイな三笘薫28歳が“プレミア100試合”で語った「妻への感謝」…“現役アスリート”クリア夫人は6年ぶり好記録
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田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph byGetty Images
posted2026/01/22 17:20
1月19日のボーンマス戦。リーグ通算100試合出場を達成したブライトン三笘薫(28歳)
22年11月のウォルバーハンプトン戦で初ゴールをマーク。23年8月には、同じウォルバーハンプトンを相手に、ドリブルとランで敵を次々と抜き、鮮やかにネットを揺らした。
25年2月には、BBCの「年間最優秀ゴール」に選ばれたチェルシー戦での「鮮やかなトラップ→ミドルシュート」の神技ゴールも。そして、今月のマンチェスター・C戦で決めた美しいミドル──。日本のファンのみならず、世界中のプレミアファンを唸らせてきた。
一方で、苦しい試合もあった。24年2月のシェフィールド・U戦では相手選手から危険なタックルを受け、冷や汗をかいた。また25年9月のチェルシー戦では左足首を痛め、2カ月半の離脱を強いられた。
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楽しくもあり、苦しくもある。ボーンマス戦後、記者団から「今、特に思い出せる試合はありますか」と問われると、三笘は「どの試合も思い出せるぐらい覚えている。だから、(ひとつを)選ぶのは難しい」と答えた。それほどまでに、この100試合は濃密な時間と経験だったのだろう。
「(クリア夫人から)刺激も受けています」
筆者はちょっと角度を変え、こんな質問をしてみた。「先日のマンチェスター・C戦でご両親が応援に来ていました。100試合出場には、ご家族のサポートも大きかったのではないでしょうか」と。三笘はこう答えた。
「間違いないですね。家族の支えもありますし、トレーナーなど、僕の周りにはいつも支えてくれている色々な人たちがいます。そういう人たちのおかげでもありますね」
家族はもちろん、三笘の体をケアするトレーナーや、食事を管理する栄養士といった「チーム三笘」の面々に感謝の言葉を述べた。
もう少し聞いた。「陸上のアスリートである奥様の存在も大きいのではないでしょうか。例えば、三笘選手が苦しい時や怪我で離脱している時、三笘選手の気持ちが分かるというか……どんな風に感じていますか」と。三笘は語る。
「間違いなくそうですね。すごく支えになっていますし、刺激も受けてます。でも今日、もっと、もっと良い形で100試合を飾りたかったです。それが実力かなと思ってます」
三笘は、この記念試合に夫人とチーム三笘のメンバーを招待していた。三笘としてはチームの勝利が最優先事項であるが、いつもサポートしてくれる家族やスタッフに自身の活躍を見せて恩返しもしたい──。そういう気持ちもあったのだろう。だがこの日は無得点。「もっと良い形で100試合を飾りたかった」との言葉につながった。
“6年ぶり好記録”のクリア夫人
そしてもうひとつ、気になるフレーズがあった。夫人から「刺激を受けている」との言葉だ。


