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“プロレスラー15周年”岩谷麻優32歳が語った“この仕事を手放す時”「引退も頭をよぎるけど…」マリーゴールドでの今「自分を必要としてくれている」 

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原悦生

原悦生Essei Hara

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posted2026/01/22 11:20

“プロレスラー15周年”岩谷麻優32歳が語った“この仕事を手放す時”「引退も頭をよぎるけど…」マリーゴールドでの今「自分を必要としてくれている」<Number Web> photograph by Essei Hara

プロレスラー生活15周年を迎える岩谷麻優の心を癒してくれるのは犬や猫たち。愛犬のボブと

 将来についての思いがめぐる。

「第二の人生の仕事として考えていたトリマーは完全に諦めました。高校中退なので高卒認定を取ってから専門学校に行かないといけなくて、資格取るまでに今から最短でも38歳になっちゃうから。もし願いがなんでも叶うんだったら、サウナを作りたい。自分が行きたいサウナを作ってもらって、オーナーとして営業したい。個室サウナなんですけれど。いつも予約でいっぱい。行きたくなったらいつでも行けるように、1日1枠は空けておいて。岩谷麻優が経営する一棟のマンションに1階はサウナ、2階はペットカフェ、3階はヨガスタジオ……っていうのもいいなあ」

「ポンコツ卒業。私は天才です!」

 1月3日、大田区総合体育館。岩谷はマーベラスの彩羽匠からGHC女子王座を奪った。

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 レベルの高い攻防に岩谷はフラフラだった。彩羽のキックを浴びて、投げられた。ぼろ雑巾のようになっても岩谷は立ち上がり、ドラゴンスープレックスを放ち、ムーンサルトプレスを何度も繰り出した。

「彩羽匠は攻めの達人。攻めてなんぼのレスラー。無限のスタミナを感じる。選手としてはマジですごい。プライベートだといじってくるし。後輩の部分と先輩の部分を持っていて、すごいレスラーだなあって」

 1月12日、後楽園ホールで行われたタッグマッチもハードなものだった。ビクトリア弓月と組んだ岩谷は青野未来のキックを浴び、林下のハイジャックボムで高々と抱え上げられてフォール負けを喫した。

「詩美は体がでかくなって。会場の中だと一番しゃべる選手かな。楽しみですね。毎回体がボロボロになっている。こんな試合続けていたら体が持たないなあと思うんで。15周年、不安はありますね。年々ハードルは上がっている。平均点じゃファンは満足しないでしょう。いろんなものと戦っていきたいなあ。2026年は盛大にいきたい。1年ケガせず、頑張り抜くこと、生き抜くことが大事。メンタルぶれないこと。もうポンコツ度はほぼゼロ。ポンコツ卒業。私は天才です!」

 岩谷はマリーゴールド代表のロッシー小川についてもちょっと語った。

「小川さん元気ですよ。常に楽しそう。イキイキしている。おじいちゃん、楽しそうだな。長生きしてほしい。小川さんには生き延びてほしい」

 そういうと、岩谷は愛犬のボブを抱きあげた。

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