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「アイドル時代は給料わずか4、5万円」現プロ野球選手の妻、森咲智美が明かす“ポッチャリ体型だった”アイドル駆け出し時代…No.1グラドルの意外な過去
text by

谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byHirofumi Kamaya
posted2025/12/23 11:02
タレントの森咲智美、33歳。プロ野球選手・平沼翔太の妻で二児の母
森咲 顔立ちも「お姉さん系」と言われていたので、あえてミニスカートにしてみたり、胸元をざっくり開けてみたり、露出を増やすような衣装のアレンジは当時からやっていました。他の子にないものはなんだろうといつも考えていて。自分の色をもってないとダメだなあと。その甲斐あって、私のファンの方は他のメンバーより年齢層が高かったかもしれないです。おじいちゃんもいました。
――とても戦略的ですね。アイドル時代から“セクシー路線”を打ち出していたとは。
森咲 自分で言うのも恥ずかしいですが、まあまあ人気あったと思います(笑)。1つ歳下のリーダーの子が目立っていたのでいつも競っていました。アイドルの世界はけっこう残酷で、たとえば握手会でも自分の列だけ少ないとか、そういうシーンを目の当たりにするんです。どうしたらファンが増えるか必死でした。みんなから「一匹狼」「協調性ないよね」と言われるぐらい全員をライバル視していましたね。いま会うとすごく仲いいんですけど。
ランドセルの子が加入「私は23歳…もうダメだ」
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――結成から5年、2015年に発売された11thシングル『ガンガン☆ダンス』がオリコン2位に。
森咲 メンバー同士で「紅白に出たいね」とか、今は口が裂けても言えないですが、当時は本気で励まし合っていました。でも、その頃ぐらいからです。これ以上、アイドルを続けるのは難しいかもしれないと考え始めていたのは。
ーーアイドル活動に“限界”を感じていた。
森咲 ずっと1位を争い続けることも辛かったですし、どんどん若い女の子が入ってきて。一番焦ったのはまだランドセルを背負っている子が加入したとき。自分は23歳。もうダメだと思って。そんな時に雑誌で「グラビア」という世界を知りました。写真を見てすごく美しいなあと思ったんです。女性のカラダ一つでここまで表現できるんだと衝撃を受けて。そこから「グラビアをやってみたい」と口にするようになりました。
ーー2016年に上京。そこから「日本一エロすぎるグラドル」としてトップグラドルに成長していくわけですか。
〈つづく/第2回も公開中〉


