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「アイドル時代は給料わずか4、5万円」現プロ野球選手の妻、森咲智美が明かす“ポッチャリ体型だった”アイドル駆け出し時代…No.1グラドルの意外な過去
text by

谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byHirofumi Kamaya
posted2025/12/23 11:02
タレントの森咲智美、33歳。プロ野球選手・平沼翔太の妻で二児の母
森咲 アイドルになる時に契約書を作らないといけなくて、そこで打ち明けました。もともと何も相談せずにレースクイーンをやっていたので、最初は反対というか「本当に大丈夫なの?」と心配されて。高校卒業後も、じつは保育士の資格が取れる大学に通っていたので、親としてはその道に進むものだと思いますよね。「資格はいつでも取れる。でもアイドルは今しかやれないから」って、なんとか了承をもらった感じです。
商店街でライブ、極貧生活…5年半続けた
――「OS☆U」は今もグループ活動が続いていますね。現在は14期のメンバーが在籍。森咲さんがいた第1期は11人編成でした。
森咲 同世代のメンバーが多い中でも私はグループの最年長でした。当時はお客さんが少なくて、ゼロからのスタート。立ち上げたばかりのグループだったこともあって(運営体制など)いろんなものが整っていませんでした。大須商店街の招き猫の前でお披露目のライブをしたときはペラペラの衣装でしたから。
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でも、おかげで打たれ強くなりました。高校を卒業してから一人暮らしを始めたので経済的にもけっこう厳しかった。お給料は4万~5万円ほど。うどん屋さんやビアガーデンでのアルバイトをしてギリギリ生活してました。ファンの方にはたくさん恵んでもらいましたね。普通はお菓子やカワイイぬいぐるみとかだと思うんですけど、私は生活がかかってましたから「野菜」とか「お鍋」とか実用的なものばかり。
――2016年3月の卒業まで、アイドル活動はおよそ5年半。続けられた理由は何なんでしょう。
森咲 大変なことは多かったですけど、楽しかったですし、あと負けず嫌いだったので。どうせやるなら1番になりたかった。昔からよくエゴサするんですけど、2ちゃん(※2ちゃんねる掲示板)に「デブ」と書かれているのを見つけたとき、悔しかったのでスクショして携帯の待ち受けにしていました。こんちきしょう精神です。
握手会の残酷さ…「自分の列だけファンが少ない、とか」
――2ちゃん……なつかしい。

