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「チーズステーキ美味しいな」大谷翔平のユーモアに敵地メディア大ウケ→「今まで食べた中で一番だ」ロハスが差し入れ神対応…ドジャースPS裏話―2025年下半期読まれた記事 

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柳原直之(スポーツニッポン)

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara

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photograph byNaoyuki Yanagihara

posted2025/12/19 17:00

「チーズステーキ美味しいな」大谷翔平のユーモアに敵地メディア大ウケ→「今まで食べた中で一番だ」ロハスが差し入れ神対応…ドジャースPS裏話―2025年下半期読まれた記事<Number Web> photograph by Naoyuki Yanagihara

大谷翔平は地区シリーズ前、敵地フィラデルフィアの名物チーズステーキについてユーモアを交えて話した

 超人的な活躍ぶりは時に「ユニコーン」とも称される大谷だが、人間味が垣間見えた会見に、質問者自らその質疑応答の様子をSNSに投稿して喜ぶなど、敵地メディアもグッとハートを捕まれた様子だった。

 大谷はレギュラーシーズンの9月16日、エンゼルス時代を通じて初対戦だったフィリーズ相手に5回無安打無失点の快投を演じた。1本差で本塁打王を譲ったシュワーバーも1三振を含む2打数無安打に抑えていた。会見では、シュワーバーとの対決に関しても質問され、「素晴らしい打者なのでしっかりとポイントを突ければ」と気合十分だった。シチズンズバンク・パークでは初登板。大谷はキャッチボールで最終調整し、最後はシートが敷かれたマウンドに立って、景色を確かめてシャドーピッチングを繰り返していた。

ロハスが名物チーズステーキを持ってきてくれた

 ドジャースの全体練習後。私は会見で話題となった実際のチーズステーキを何とか手に入れられないかと考えていた。取材対応が会見方式のポストシーズンは報道に差が出にくいため、一歩先を進んだ取材が必要だと感じたからだ。

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 すると、スポニチで私の“相棒”として今回のポストシーズンを取材する杉浦大介通信員が、懇意にしているベネズエラ人記者と交渉。その記者と親交が深いチームリーダーの内野手ミゲル・ロハスに頼んでもらって、話題のチーズステーキをベンチまで持ってきてもらうことができた。

 アルミホイルに包まれたチーズステーキを半分ほどお裾分けしてもらい、杉浦通信員と2人で試食した。肉とチーズがジューシーで美味だ。

「今まで食べた中で最も美味しいよ」

 ロハスも太鼓判を押していた。

 前述の大リーグ公式サイトによれば、選手が1日に食べた数の最多記録は、元ナショナルズのエイドリアン・サンチェスの10個半。チーム最多は2014年メッツの103個だという。1個で800キロカロリー超。さすがに登板前日や当日に大谷は食べていないと思うが——確認は取れず、いつか聞いてみたいところではある。

〈下の【関連記事】につづく

―2025下半期大谷翔平部門 BEST5


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