海外の現場からBACK NUMBER
メジャーでの「日本人選手」ブランドは依然として高止まりの模様。
posted2025/12/14 09:00
今季の今井は、163.2回を投げ、防御率1.92、178奪三振を記録
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四竈衛Mamoru Shikama
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Getty Images
ストーブリーグに入った途端、米球界で日本人選手の名前が飛び交う状況は、もはや冬の風物詩のようになった。歴代のメジャーリーガー達の実績に加え、今季は大谷翔平がリーグ優勝決定シリーズ、山本由伸がワールドシリーズでそれぞれMVPに選出され、佐々木朗希がクローザーとしてドジャースの連覇に貢献したこともあり、あらためて「日本人ブランド」が脚光を浴びる流れとなった。
今や各球団が日本に駐在スカウトを置くだけでなく、強い興味を示す選手に対してはGMら編成トップ級が直接視察することも珍しくない。山本が移籍する以前には、大富豪としても知られるメッツのオーナー、スティーブ・コーエン氏が極秘来日するなど、日本市場への期待値は極めて高い。日本通として知られるパドレスのAJ・プレラーGMが「NPBにはMLBで成功できる数多くの選手がいる。我々は継続して調査してきた」と話すように、日本人選手への信頼感は高まることはあっても、当分下がりそうにはない。
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