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[語学コーチが明かすスピーチの裏側]山本由伸「160回以上のレッスンを経て」

posted2025/12/04 09:00

 
[語学コーチが明かすスピーチの裏側]山本由伸「160回以上のレッスンを経て」<Number Web> photograph by Getty Images

WS連覇を決め、ロバーツ監督と抱擁をかわす

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熊崎敬

熊崎敬Takashi Kumazaki

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Getty Images

世界一を決めたMVP右腕は、その2日後にも語学力で大きなインパクトを与えた。臆することなくマイクを握ることができたのは、信頼する“先生”との鍛錬があったから。ドジャース入団直後からの約2年間の努力の過程をひもとく。

 トロントの死闘から2日経った11月3日、ドジャースの地元ロサンゼルスは祝祭ムードに包まれた。優勝パレードに続いて始まったセレブレーション。ブルーに染まったドジャー・スタジアムを、誰よりも沸かせたのはこの男だった。

「地球上で誰よりもやさしく、誰よりもイケてる男。私が見てきた身長178cmの中でもっとも背が高い男、そして彼はワールドシリーズのMVPだ!」

 MCがマイクを託したのは、そう、山本由伸である。喝采を浴びながらステージ中央に歩み出たエースは、サングラスをかけてスピーチを始める。

Buenas tardes.

You know what?

Losing isn’t an option!

Thank you, my teammates, my coaches, our amazing staff, and all the fans.

We did it together.

I love the Dodgers, I love Los Angeles.

ありがとう!

 日本語に訳すと、こうなる。

こんにちは。

みんなも知っているよね。

負けるという選択肢はない!

チームメイト、コーチ、素晴らしいスタッフ、そしてファンのみんな、ありがとう。

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