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「じ、実力不足って…」藤井聡太六冠が伊藤匠二冠に敗れて“衝撃発言”「卓球姿にはホッコリ」「女流2強もスゴい」観る将マンガ家が描く将棋界
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千田純生JUNSEI CHIDA
photograph by日本将棋連盟/Junsei Chida
posted2025/11/01 11:05
10月の将棋ハイライト。イラストは関連記事などからご覧になれます!
映像を見ていると「終局が早く、ここに盤が用意されていますので……」と、藤井竜王との“公開感想戦”がスタートし、現地ファンを大いに喜ばせたそうです。また読売新聞でのYouTubeではスーツ姿の藤井竜王と浴衣姿の勇気先生が、対局後にダブルスを組み、服部慎一郎七段、冨田誠也五段、藤井奈々女流初段らと「温泉卓球」に興じるなど、これぞ勇気先生と言いましょうか(笑)。
とはいえ第2局後、勇気先生は「見せ場を作りたい」とあらためて今後の対局に向けての意気込みを語っていたそうです。現在京都の仁和寺で行われている第3局も果たしてどうなるか。
通算3度目の新人王、ってどういうこと?
そのほかにも、関西の名伯楽として知られる井上慶太九段の通算800勝、服部慎一郎七段が「通算3度目の新人王」を獲得するトピックスがありました。……って、なんで3度目の新人王? となる人も多いかもしれません。
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「将棋の新人王戦は〈26歳以下、タイトル戦経験者を除く六段以下〉という規定があるんですよね。ということで挑戦権は何度でもある形になるのですが、3度目の獲得は史上4人目だそうですよ。年齢・段位規定で今期がラストなのですが、今後はぜひタイトル戦の舞台で雄姿を見たいですね」(担当編集さん)
ベテランも若手も女流も力を発揮する盤上の物語、秋から冬にかけても注目したいところですね!〈将棋特集:つづく〉

