「ミズハラ騒動でもオオタニは妨げられない」ドジャース大谷翔平の“超人的能力”とは…米国人記者ズバリ「今以上に上手くなりたいんだね」

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“水原騒動”と睡眠不足だった日

　大谷がとにかく睡眠を重視していることは、MLBでは有名だ。だからこそ、開幕時は睡眠不足だったと先日語ったときには、単なるコメント以上の重みがあるように聞こえた。

　先週、大谷は日本語で「最初のほうはいろいろあったので、睡眠が足りない日が続いていました」と語った。

　今季の状況を考えれば不思議ではない。大谷は移籍によって、「エンゼルスの大黒柱」から、注目を集める「ドジャースの顔」になった。

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　水原一平元通訳が違法賭博の借金の穴埋めに大谷の口座から1600万ドルを盗んだとされる事件は、これまで2度のMVPを獲得していた大谷の好スタートをさらに難しくした。

「いろんな事実が明らかになり、僕も多くを知りました」

　大谷は述べた。水原容疑者の賭博を知らず、関与もしていなかったことは、連邦検察の捜査で裏付けられた。「事態がある程度解決して」、ようやく普通に眠れるようになったという。事件に対するMLBの調査はまだ進行中だが、あらゆる証拠は大谷が窃盗の被害者だと示している。水原容疑者は複数の罪について起訴内容を認めると予想されている。

前よりもずっと快適に過ごせています

　3月に韓国で行われた開幕戦への遠征中に水原通訳が解雇されたことで改善されたのは、睡眠だけではない。

　29歳の大谷は新しいクラブハウスで前よりも周囲と打ち解けているようで、コーチ陣とよく会話し、チーム全体のグループチャットにも参加している。

　先月、ロバーツ監督は得点圏でのアプローチについて大谷にアドバイスした。そのときも「他の選手とまったく同じように話しかけたよ」と言う。

　大谷には、陽気で快活な側面があることも知られている。

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