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「170kmを出す条件はそろっている」佐々木朗希の日本時代の投球フォームを第一人者が解析…貴重証言「彼のピークはこれからやってくる」 

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赤坂英一

赤坂英一Eiichi Akasaka

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photograph byNanae Suzuki

posted2025/10/29 06:00

「170kmを出す条件はそろっている」佐々木朗希の日本時代の投球フォームを第一人者が解析…貴重証言「彼のピークはこれからやってくる」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

佐々木朗希の特異なピッチングフォームの秘密を、動作解析の第一人者が語った貴重な証言をお届けする

170kmの条件はそろっている

「よく聞かれるんですが、170km出せる条件はすでにそろっていると思いますよ。ただし、いますぐ必要かとなると、そうではないでしょう。佐々木くん自身、8割程度の力でも相手打者を抑えられていますから。そういう投球で、時々は登録抹消期間を挟みながら、先発ローテーションを守れる投手になること。それが先決です」

 では、佐々木が投手としてのピークを迎えるのは、何年先になるのだろう。

「私はプロ野球選手のピークは20代後半だと思うんです。だから、25歳から30歳の間くらいに目標を置いて、計画的に身体作りをすること、いろいろと試行錯誤を重ねることが大事じゃないでしょうか」

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