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「翌日、ロウキから電話があった」佐々木朗希“リリーフ転向”を口説いたキーマンが重要証言…怪物の心を動かしたドジャース首脳陣の“強制しない姿勢”
text by

杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph byGina Ferazzi/Los Angeles Times via Getty Images
posted2025/10/23 11:04
9月中旬にリリーフ転向を打診された佐々木朗希(23歳)。ワールドシリーズ進出に貢献した
とはいえ、そんな中でも佐々木の復調、リリーバーとしての台頭に限っては、予想外というか、“嬉しい誤算”に近かったのではないか。大谷、スネルとは違い、開幕時点で先発ローテーションに入っていた佐々木だったが、右肩のインピンジメント症候群で5月に負傷者リスト(IL)入り。8月からマイナーでリハビリ登板に臨んだものの、当初はなかなか球速も上がらなかった。
3Aでの先発で打ち込まれた直後の9月上旬。ロバーツ監督は「パフォーマンスとして結果が出ていない。うちの投手陣に割って入るためには緊迫感を持って支配的な投球を見せないといけない」と苦言を呈していた。その頃には、佐々木はこのままマイナーで今季を終えると考えたファン、関係者がほとんどだったのだろう。
ところが――あくまで先発としてリハビリ登板を続けていた佐々木を9月中旬、リリーフに転向させたことがすべてを変える。〈後編に続く〉
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◇ ◇ ◇
後編では、アンドリュー・フリードマン編成本部長が佐々木朗希と交わした会話を明かしている。

