佐々木朗希「来年は“先発”という前提で話を…」ドジャース編成・敏腕フリードマンは“ロウキ”と何を話した？ 悩める豪腕に“無謀な転向”を打診した理由

「優勝に貢献するチャンスがある」

　あくまで先発としてリハビリ登板を続けていた佐々木朗希だったが、9月中旬、アンドリュー・フリードマン編成本部長からリリーフ転向を打診される。

　野球人生を通じて先発投手であり続けてきた“令和の怪物”が、シーズン終盤の最も大事な時期に配置転換。ほぼ未経験であること、その時点までリハビリ登板の出来がよくなかったことまで考慮すれば、“無謀”と称されても仕方ないコンバートにも思えた。

　救援転向のキーマンは、ナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）を制したシャンパンファイトの中で飛沫を滴らせながら事の経緯を振り返った。

シャンパンファイトに参加するフリードマン編成本部長（筆写撮影）

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「（佐々木が）復帰する頃には私たちの先発陣がすごく安定していた。だから彼と話して、『リリーフはやったことのない役割だし、やりたくなければ無理する必要はない。でも、もしやる気があるなら、今はチームの優勝に貢献するチャンスがある』と伝えた。翌日、彼から電話があって『やります』と言ってきた。それが何を意味するかは約束しなかったけど、彼の対応には本当に感服しているよ」

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