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「まるで別人」佐々木朗希に現地メディアの評価も急変!? 「ドジャースはとんでもない武器を…」同僚左腕も思わず「えげつないスプリット…OKだ、ロウキ」 

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一野洋

一野洋Hiroshi Ichino

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posted2025/09/30 06:00

「まるで別人」佐々木朗希に現地メディアの評価も急変!? 「ドジャースはとんでもない武器を…」同僚左腕も思わず「えげつないスプリット…OKだ、ロウキ」<Number Web> photograph by Getty Images

中継ぎとして登板した2試合でほぼ完ぺきなピッチングを披露した佐々木朗希。ポストシーズンでドジャースの「救世主」となれるか

 この“切り札”とは、先発や抑えといった固定的な役割に限られるものではなく、シリーズの流れを左右する「最重要局面」で送り込まれる存在を意味する。

 その中で、MLBを長年取材するトム・ベルドゥッチ氏は「ポストシーズンでクローザーを務める可能性」にまで言及しており、シーズン序盤には想像すらできなかった役割が、今や現実の選択肢になっている。

ブルペン転向による成功例は少なくない

 こうした起用は決して前例がないわけではない。

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 2013年、ボストン・レッドソックスはシーズン途中から上原浩治を抑えに据え、ワールドシリーズ制覇を果たした。2016年のクリーブランド・インディアンスでは、アンドリュー・ミラーがセットアッパーからロングリリーフまで万能に起用され、ワールドシリーズ進出に貢献し、リーグ優勝決定戦ではMVPにも選ばれた。佐々木のブルペン転向は、こうした成功例に連なる可能性を秘めている。

 かつて「令和の怪物」と呼ばれた右腕は、リリーフという新たな舞台で別人のように甦った。沈んだ表情は笑顔に変わり、仲間からの信頼とメディアの熱い視線を浴びる。

 ロバーツ監督の驚き、スネルの賛辞。そして「ドジャースのブルペンは10月に向けてとんでもない武器を手にした」というカムラス記者の言葉。すべてが指し示すのは、佐々木がポストシーズンの救世主候補に浮上した現実だ。

 個人の復活劇を超え、チームの結束を映し出す存在。佐々木は、ドジャースが連覇を目指す秋の戦いの核心に位置しようとしている。

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