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「今までやったことのない微妙な修正」“世界陸上で決勝進出”男子400mリレー…リオ五輪銀メダルで「予選→決勝で変えていた」“1/4の秘密”とは?

posted2025/09/21 17:19

 
「今までやったことのない微妙な修正」“世界陸上で決勝進出”男子400mリレー…リオ五輪銀メダルで「予選→決勝で変えていた」“1/4の秘密”とは?<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

東京世界陸上400mリレーで決勝進出を決めた(左から)小池祐貴、柳田大輝、桐生祥秀、鵜沢飛羽の日本代表チーム

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NumberWeb編集部

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Kiichi Matsumoto

 熱戦続く東京世界陸上。日本も男子4×100mリレーが決勝進出を果たし、メダル獲得に挑む。日本の同種目といえば、最も記憶に残るのがあのウサイン・ボルト擁するジャマイカとデッドヒートを繰り広げ、銀メダルを獲得した2016年のリオ五輪だろう。実はあの快挙のウラには予選後の「ある変更」があったのだという。当時のレポートのダイジェスト版をお届けする。

 予感は、前日からあった。

 日本男子4×100mリレーチームは予選で37秒68を叩き出し、中国が塗り替えたばかりのアジア記録を0秒14更新した。選手たちの意識は、監督の思惑をも上回っていた。

「37秒6を出せたのは嬉しいが、練習の出来からすれば可能性があるタイムだった」と飯塚翔太は語る。山縣亮太も「37秒60くらいを出さないとメダルには届かないと思っていたので、そのタイムを目標にしていた」と話していた。

予選と決勝で変えた「微妙な修正」の正体

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 予選での好記録に手応えを得た日本チーム。

 しかし日本陸連の苅部俊二短距離部長は、さらにチームに改善点があることに気付いていた。だが、短期間で調整を加えるのは、決して簡単なことではない。それでも苅部部長は、ひとつでも上の順位を目指すために、決勝へ向けて「ある重要な提案」をした。

 結果的にその修正が功を奏し、決勝では世界歴代3位となる37秒60をマーク。あのウサイン・ボルト擁するジャマイカとのデッドヒートを経て、銀メダルを獲得した。

 3走を務めた桐生祥秀は「みんなの信頼関係が最高で、練習でもバトンミスはゼロ。それが強みです」と胸を張った。

「北京の銅の時は獲れるかどうかギリギリの状況で、選手たちは誰もメダルという言葉を口にできない異様な雰囲気だったが、今回は『やれる』という気持が先行していて緊張感もなかった」と苅部部長は振り返る。

 では、果たして苅部部長が予選と決勝の間に行った「提案」の中身とはいったい何だったのか。そして、そこに隠された秘密とは――その詳細は、本編で詳しく描かれている。

<つづく>

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 この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

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