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連勝からまさか3連敗…ロコ・ソラーレはなぜ“競り負けた”のか? 藤澤五月「ほんとうに単純な敗因です」カーリング代表決定戦のウラに“ある変化”

posted2025/09/16 17:02

 
連勝からまさか3連敗…ロコ・ソラーレはなぜ“競り負けた”のか? 藤澤五月「ほんとうに単純な敗因です」カーリング代表決定戦のウラに“ある変化”<Number Web> photograph by JIJI PRESS

日本代表決定戦で敗れたロコ・ソラーレの選手たち

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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 9月11日から14日にかけて、カーリングの日本代表決定戦が北海道・稚内で行われた。3チームが出場した女子はフォルティウスが日本代表となり、ロコ・ソラーレは敗退した。平昌、北京に続く3大会連続五輪出場への道は絶たれた。

2連勝からの3連敗…何が起きていたのか?

 出だしはよかった。出場3チームが2度ずつ総当たりで戦う予選リーグでは初日にフォルティウス、SC軽井沢クラブに連勝をおさめた。

 だが翌日、SC軽井沢クラブに敗れると、フォルティウスにも敗れて2勝2敗。3チームともに2勝2敗で並んだ中、SC軽井沢クラブが1位となって決勝進出。2位のフォルティウスとロコ・ソラーレの間で決勝に進むもう1チームを決めるタイブレークが実施され、そこでも敗れた。終わってみれば、連勝してから3連敗という結果で大会を終えた。

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 振り返れば、ターニングポイントはあった。例えば2勝して迎えたSC軽井沢クラブとの試合。第9エンドを終えて4-4。有利な後攻で迎えた第10エンド、最後の藤澤五月のドローはイメージしていたよりも長く、SC軽井沢クラブよりも中心に近い位置にストーンを残せなかったことで、1点を獲られて4-5で敗れた。

「最後、(SC軽井沢クラブの)上野(美優)選手がいいドローを決めて、私が決めきれなかった、ほんとうに単純な敗因です。ラストショットを決めるのはスキップの責任の1つです」

 と藤澤は語っている。3連勝していれば決勝進出を決められていた。

【次ページ】 背景に、カーリング女子全体の“拮抗状態”

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