「エッ？」原辰徳が驚いた長嶋茂雄“突然の辞任”「キミが巨人の監督になるんだ」監督室“わずか10秒の儀式”で…長嶋が原を後継者に指名した日 

　だが、監督に就任した長嶋は、評論家時代の長嶋とはまったく違う存在となっていた。

「監督にとって、非情さは絶対に必要なんです。僕はそう思う。それはつらいことだけど、しようがない。監督になる以上はね、いい監督にならなければいけないんですから。そのためにはどうすればいいか？　勝つこと。それしかない。勝つために厳しいことも1つ1つやっていくしかないし、僕もやりました」

　長嶋自身も、そのことを認めている。

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　就任1年目の93年はヤクルトの後塵を拝し3位に終わった。その年のオフにフリーエージェントで中日から落合博満を獲得して、打線の柱を託した。翌94年にはプロ2年目の松井がレギュラーに定着した。

#2に続く

「代打・一茂！」長嶋茂雄が原辰徳に“屈辱の代打宣告”…打率1割の一茂に代えた非情な采配「監督は僕のことが嫌いだったのかもしれないね」

#3

「長嶋さんは守り神」巨人の歴史が動いた“長嶋茂雄→原辰徳への監督継承…“屈辱の代打宣告”でも揺るがない師弟関係「じつは長嶋と原には共通点が」

#2

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#1

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