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「なぜ黙っていたんだ?」「離脱は再調整のチャンス」ドジャース・佐々木朗希の故障者リスト入り 関係者は“賛否両論”も…米メディアはどう報じた?
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph byJIJI PRESS
posted2025/05/20 06:00
負傷者リスト入りが発表され、取材に応じるロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希
この一件を巡るアメリカ国内の反応や報道姿勢は一様ではない。
米スポーツメディア界で140年近く続く老舗メディア『スポーティングニュース』で編集長を務めるベンソン・テイラー氏は、「ロウキの故障には確かに懸念がある」としながらも、ファンの間で「懸念が現実になった」といった感情やネガティブな反応があったかどうかは「分からない」と語る。
「そもそも日本で彼に過去の故障歴や不安要素があったことを、どれだけのファンが正確に把握していたのかが不明だからだ」
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もともと背景知識として佐々木に関する様々な情報を知っている日本のファンと、今季新加入の大型ルーキーという目で見ているだけのアメリカのファンの間では、当然ながらIL入りへの受け止め方も異なるようだ。
佐々木の離脱に米メディアは「賛否両論」
そのうえでテイラー氏は、「もちろん大きな期待が先行していた分、現時点ではファンの間で失望があるのも事実」と認めつつ、「ケガは野球の一部であることもファンは理解している。シーズンは長い。深刻でないのであれば、しっかり治して精神的にもリセットし、これから大きなインパクトを残せるチャンスがある」と温かい目で回復への希望も語っている。
一方で、元マイアミ・マーリンズ球団社長のデビッド・サムソン氏は、佐々木の対応に対して厳しい疑問を投げかけた。
<次回へつづく>

