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堀島行真「4大会ぶりの栄冠を引き寄せた大技『コーク1440』への挑戦」
posted2025/05/11 09:00
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
Getty Images
ミラノ・コルティナ五輪まで1年を切った今年3月、堀島行真はフリースタイルスキー・スノーボード世界選手権のモーグルで2017年以来、4大会ぶりに王者に返り咲いた。デュアルモーグルは準決勝で左膝を負傷した影響で銀メダルに終わったが、渇望していたモーグルの金メダルは大きな手ごたえとなった。
「シーズン開始から続けてきた取り組みが形になって、本当によかったなという思いでした」
取り組みとは、軸を斜めに空中で4回転する大技「コーク1440」へのチャレンジだ。堀島自身を含め過去に数名のみ、しかも単発的にしか成功者のいない高難度のエアをワールドカップ開幕戦から試合に取り入れてきた。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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