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結婚は大谷翔平をどう変えたのか? 監督へのプレゼントも「実際は真美子だと思うよ(笑)」家族との時間が生んだ“ある変化”「1人でいるよりも…」
text by
阿部太郎Taro Abe
photograph byGetty Images
posted2024/12/19 11:03
12月8日、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦する大谷翔平と真美子夫人
「本当に感謝しかない」真美子夫人への思い
日本では七夕の7月7日。前半戦の本拠地最終戦の試合後、チームは、選手や監督、スタッフに観客がいなくなったスタジアムのグラウンドを開放した。
厳しい戦いを毎日続ける選手や、その家族に束の間のリラックスした空間を提供。奥様方は会話で盛り上がり、子どもたちはグラウンドを駆け回っていた。
大谷は真美子夫人とデコピンを連れて、「3ショット」でグラウンドに登場。デコピンのリードを外すと、愛犬はグラウンドを走り回った。
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雲ひとつない青空の下で、大谷と真美子夫人は2人でセルフィーを撮ったり、奔放なデコピンを見て笑ったり――ゆったりした時間が流れていた。
メジャー7年目。最高のシーズンを送ることができた要因の一つは、新たな家族のサポートがあったからだと話す。
悲願の「世界一」を達成した大谷は、真美子夫人への素直な思いが口をついた。
「本当に感謝しかない。1年間長いシーズンだし、僕はシーズン160試合プラスというのは慣れているけど、彼女はそうではない。これだけ長いシーズンを支えてもらったことに感謝している」