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「6億6736万円」大谷翔平50-50ホームランボールを上回る「35億円!」ルース着用ユニに識者も驚き…ドジャースvsヤンキースお宝対決はケタ違い
text by
AkiAki
photograph byGoldin/Nanae Suzuki
posted2024/10/24 17:01
日本円にして約6億6736万円の値がついた大谷翔平50-50ホームランボール。ドジャースとヤンキースのお宝グッズは非常に高額なようで……。
フリーマン=5000ドル(約75万円)
ベッツ=1万1000ドル(約165万円)
こちらもお高い値段の中で、大谷のユニフォームは規格外の10万500ドル(約1500万円)で落札された。ユニフォーム最高値対決ではドジャースがリードしている。
大谷HRボールが約6億6736万円…坂本や村上の年俸並
では、ホームランボールはどうなのか。
大谷の「50-50ホームランボール」のオークションが日本時間23日に終了し、落札価格はホームランボールとして史上最高額となる439万2000ドル(約6億6736万円)となった。これまでの史上最高価格は1998年にマーク・マグワイア(カージナルス)が放った70号ホームランボールで305万4000ドル(当時のレートで約4億4200万円)だったが、こちらを大幅に更新した。
この金額の大きさを比較すると――2024年のプロ野球で日本人年俸トップと言われている読売ジャイアンツ坂本勇人、ヤクルトスワローズ村上宗隆の年俸(共に推定6億円)が払えてしまう金額だ。またMLB公式球が定価2640円なので、大谷のホームランボール1つで25万2789個買えてしまう。もっと言えば年末ジャンボ宝くじの1等賞金が7億円なので、ほぼボール1個分の価値となる。
正直なところ、この50-50ボールはファンが返却して、野球殿堂のあるクーパーズタウンへ向かって欲しかったが、どんな方がどんな目的でこのボールを落札されたのかは、気になるところだ。
ではジャッジの最高額のホームランボールは、どのホームランでいかほどの金額なのか。
それは2022年のア・リーグ新記録62号で、150万ドル(当時約2億1000万円)と高額で落札されている。今回の大谷のホームランボールに越されたものの、マグワイアに次ぐ歴代3位の記録となっている。
ルースの“予告HRユニ”の落札金額が35億円
実使用ユニフォーム、そしてホームランボールでもドジャースと大谷に軍配が上がったのだが――過去のスポーツメモラビリア史上最高価格はヤンキースが“ケタ違い”の数字を叩き出している。
それは、ベーブ・ルースの実使用ユニフォームである。