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「“ドジャースのショウヘイ”として見るのは何か違う」トラウトやエンゼルス後輩の“大谷翔平愛”は永遠に…170キロ腕「貴重なユニだからね」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byMeg Oliphant/Getty Images
posted2024/09/06 06:01
エンゼルス戦での大谷翔平。古巣の愛情を受けた連戦後も「ヒリヒリした9月」の戦いは続いていく
大学時代から猛烈なスピードボールを持つことで知られたジョイスは、2022年にエンゼルスからMLBドラフト全体89位で指名を受け、翌年にメジャー昇格。そのシーズンはケガもあって12試合の登板にとどまったものの、今季は31試合を投げて2勝8ホールド4セーブ、防御率2.08。昨年までエンゼルスの泣き所だったリリーフの底上げに貢献する1人にまで成長した。
現地時間3日に行われた第1戦では今季メジャー最速となる105.5マイル(約169.8キロ)をマーク。“170キロ腕”と表現しても誇張にはならないだろう。
そんなジョイスも、去った大谷への思いを語っていたことがある。
「彼と同じチームでプレーしているだけで、クールだった」
今のエンゼルスも楽しくやりがいがあるよ
取材した水次祥子記者のレポートによると、ジョイスのロッカーには“エンゼルスの大谷翔平ユニフォーム”が飾られていたそうだ。
「でも今のチーム、監督コーチ陣は若手を伸ばそうと努力してくれているし、楽しくやりがいのあるチームだよ」
ジョイスはこうも語っている。新世代に生まれ変わりつつあるエンゼルスは、大谷に思いを馳せながら――次の未来へ進もうとしている。<大谷翔平特集:つづく>