プロ野球PRESSBACK NUMBER

「顔を隠して手伝ってくれて…」プロ野球→二郎系ラーメン店主・小林公太が明かす妻・片岡安祐美へのプロポーズ…“異色の転身”を支えた夫婦愛

posted2024/01/24 11:02

 
「顔を隠して手伝ってくれて…」プロ野球→二郎系ラーメン店主・小林公太が明かす妻・片岡安祐美へのプロポーズ…“異色の転身”を支えた夫婦愛<Number Web> photograph by L)本人提供、R)Takuya Sugiyama

プロ野球を引退しラーメン店主となった小林公太。開業を支えたのは妻・片岡安祐美だった

text by

NumberWeb編集部

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web

PROFILE

photograph by

L)本人提供、R)Takuya Sugiyama

スポットライトの裏で、日々激しい競争が繰り広げられるプロ野球の世界。2009年の育成ドラフトでプロ入り後、横浜ベイスターズなどでプレーした投手・小林公太がセカンドキャリアに選んだのは、「二郎系ラーメン店」だった。“異色の転身”を支えた妻・片岡安祐美との出会いや夫婦生活について聞いた。《NumberWebインタビュー全3回の最終回》

◆◆◆

2017年、元プロ野球選手の小林公太と茨城ゴールデンゴールズの選手兼監督だった片岡安祐美の結婚は大きな話題を呼んだ。『24時間テレビ』番組内での“公開プロポーズ”に成功し、夫婦となる二人が最初に出会ったのは、現役を引退した小林がオーストラリアに語学留学を行っている時だった。

――どんなきっかけで知り合ったのですか?

小林 留学中の2014年、2週間ほど一時帰国していた時に出会いました。「今はシドニーに住んでます」って自己紹介して、その時は時間がなかったので、また改めてご飯を食べに行きましょうと誘って、仲良くなって……。

「責任はとれないけど、結婚を前提に付き合ってください」

――安祐美さんは当時テレビ番組などでも人気の的でしたが、元々ご存じだったんですか。

小林 僕が一方的に知っていた、という感じだったと思います。実は現役時代に対戦する機会があって、その時のことをすごく覚えていました。

――交際を始める際には、「責任はとれないけど、結婚を前提に付き合ってください」と公太さんから打ち明けたのだとか。どういう意図だったんですか?

小林 なんでそんなことを言ったのか……(笑)。でも、当時僕はシドニーに住んでいて、遠距離になってしまうし、野球選手を引退して、これから自分が将来どうするかも決めかねていたし……。

――その時はまだラーメン店の開業を志してはいなかったのですね。

小林 いわゆるフリーターでした。ですが、特に将来について心配されることもありませんでしたし、向こうも何も考えてなかったんじゃないですかね(笑)。

【次ページ】 「顔を隠してラーメン店を手伝ってくれていた」

1 2 3 NEXT
小林公太
片岡安祐美
横浜DeNAベイスターズ
クリーブランド・インディアンス
多摩大聖ヶ丘高校

プロ野球の前後の記事

ページトップ