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「顔を隠して手伝ってくれて…」プロ野球→二郎系ラーメン店主・小林公太が明かす妻・片岡安祐美へのプロポーズ…“異色の転身”を支えた夫婦愛 

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photograph byL)本人提供、R)Takuya Sugiyama

posted2024/01/24 11:02

「顔を隠して手伝ってくれて…」プロ野球→二郎系ラーメン店主・小林公太が明かす妻・片岡安祐美へのプロポーズ…“異色の転身”を支えた夫婦愛<Number Web> photograph by L)本人提供、R)Takuya Sugiyama

プロ野球を引退しラーメン店主となった小林公太。開業を支えたのは妻・片岡安祐美だった

「顔を隠してラーメン店を手伝ってくれていた」


片岡との交際を続けながら、2016年に小林は念願だった自身のラーメン店「夢を語れ 東京」(現店名「俺の生きる道」)をオープンする。野球引退からは3年以上が経っていた。

――当時はまだご結婚前ですが、安祐美さんのサポートもあったのですか?

小林 そうですね。マスクを着けて顔を隠して、手伝ってくれていましたね。結局それがきっかけで、付き合ってるのもバレることになるのですが(笑)。

――開業時には資金調達なども大変だったと思います。

小林 ノープランで政策金融公庫に行って、「すいません、お金貸してください」って(笑)。「自己資金はありますか」「ないので助けてください……」というやり取りをして、親身になって相談に乗ってもらいました。結局、開業資金で1000万円ほどかかったのですが、何とかなりましたね。

――安祐美さんとは金銭的な価値観も合いますか?

小林 芸能人って、めっちゃお金を使うイメージがあったんですよ。だけどスーパーで極力安い野菜を買ったりとか、子供を遊ばせるのにもお金のかからないように考えたりとか。そこがよかったですね。付き合っている時から、ご飯を食べに行こうとなったら、僕らはいつも日高屋でしたから。

――そうだったんですね。

「家では全く野球の話をしないです」

小林 自分は日高屋が大好きなんですが、「いいよいいよ」って言って一緒について来てくれる。そこの価値観はすごく合いましたね。

――そのほかには安祐美さんのどんなところに惹かれたんですか?

小林 僕は完全に怒られて伸びるタイプの人間なんです。褒められたらすぐ調子乗っちゃうので(笑)。締めるべきところをちゃんと締めてくれるのもありがたいですね。

――元野球選手同士だからこそ、話が合うというのもあったのでは?

小林 いや、それはあまり関係ないんですよ。意外だとよく言われるんですけど、家では全く野球の話をしないですし。

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