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「顔を隠して手伝ってくれて…」プロ野球→二郎系ラーメン店主・小林公太が明かす妻・片岡安祐美へのプロポーズ…“異色の転身”を支えた夫婦愛
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byL)本人提供、R)Takuya Sugiyama
posted2024/01/24 11:02
プロ野球を引退しラーメン店主となった小林公太。開業を支えたのは妻・片岡安祐美だった
第1子出産までには流産、帝王切開の苦労も…
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2022年には第一子となる長男が誕生。しかし出産までに、安祐美さんは2度の流産や帝王切開も経験した。
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――夫としては心配もあったのではないですか?
小林 帝王切開になった時も、全然心配はしませんでした。こっちでできることは何もないから、と。僕は「何か実際に問題が起きたら、その時考えればいいや」と楽観的なタイプ。これは店を始める時もそうなんですけど、「最初から全部うまくいくわけない」と考えるんです。開店してすぐにはお客さんが来なくても仕方ない、徐々に右肩上がりで軌道に乗ればいいと思っていましたから。流産の時も、「落ち込んでもしょうがないっしょ。それもいい経験じゃん」と話していました。
――現在お子さんは1歳半ですね。育児はどのように割り振っていますか?
小林 自分もできることはやっている感じです。今は年間2日しか休みがないような生活ですが、東京競馬場店での仕事の合間に、息子と芝生の広場で遊んだりもしていますよ。
家庭での料理担当は「奥さんです」
――それは素敵なひとときですね。ちなみに、ご家庭では料理はどちらがされているのですか?
小林 奥さんです。
――プロの料理人の前では安祐美さんも大変ですね。
小林 僕はうるさいですよ(笑)。
――どんなやり取りがあるんですか?
小林 例えば野菜炒めを作ってくれる時に、シンプルな味付けでいいのに、毎回ちょっと冒険してくるんです。具材に厚揚げを入れてみたり、なんか珍しいスパイスを入れてみたり(笑)。僕としては普通の、シンプルな感じがいいのに。そう言うと、「じゃあ食うな!」って反論してくるんですよ。だから僕も言い返すんです。「僕らの原点は日高屋でしょ?」って(笑)。
《プロ野球から二郎系ラーメン店主へ…「異例の転身」の裏側について聞いたインタビュー第1回、第2回も公開中です》
小林公太(Kota Kobayashi)
1991年9月1日生まれ。東京都出身。多摩大聖ヶ丘高→横浜ベイスターズ(育成枠2巡目)。米国クリーブランド・インディアンスを経て、2013年現役引退。二郎系ラーメン店「俺の生きる道」店主。白山店を皮切りに、つくば店、東京競馬場店など6店舗を展開。