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横浜流星に似てる!とバズった20歳高橋慶帆「大学の学食にも気軽に行けなくなったけど…」男子バレー新星の本音「まだ実力が伴っていない」
text by
石井宏美Hiromi Ishii
photograph byAsami Enomoto
posted2023/12/05 11:04
アジア大会で活躍した法政大・高橋慶帆(20歳)。イラン人の父が名付けた「ケイハン」は、ペルシャ語で「世界」を意味する
高橋が在籍する法政大は秋季リーグの入れ替え戦で、8年ぶりに関東大学リーグ1部に昇格した。先日の全日本インカレでは2回戦で明治大にフルセットの末に敗れたものの、「自分たちのバレーが展開できれば結果は出せると思う」と新シーズンに向けて意気込む。
さらに、11月15日にはVリーグ1部・ジェイテクトSTINGSへの入部が発表。インカレ終了後からVリーグ終了期間までプレーする予定だ。
「新しい環境に身を置くのは、自分の成長につながる。そういう意味でも、今の自分には『挑戦』が一番大切。これからもいろんな局面で選択をすることがたくさんあると思いますが、恐れず向かうことができれば、さらに成長を促せるし、もっと強くなれる。そう信じています」
イラン人の父と日本人の母が付けてくれた「慶帆(ケイハン)」という名は、ペルシャ語で「世界」を意味する。
今年、一躍名が知られることになった次世代のエース候補は、より視野を広げ、世界へと羽ばたいていく。