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大谷翔平の“かつての仲間達”から愛されすぎな日常…「翔平はチート」Tシャツを着る元同僚らが語る“大谷へのエール”「みんなが辛かった」
posted2023/10/19 17:20
text by
斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph by
AFLO
右肘の手術を終え、今季終了後にFAを迎えるエンゼルスの大谷翔平。かつてエンゼルスでともに戦った元同僚やMLB名将たちとの心温まる関係性を、現地で取材を続ける斎藤庸裕氏が解説する。《全2回の前編/「大谷とチームメイトの愛されすぎな日常」編に続く》
投打の二刀流で驚異的なパフォーマンスを見せてきたエンゼルス大谷翔平投手(29)を他球団の選手や監督は称え、完全復活と成功を願っている。大谷が9月19日に右肘の再手術を行い、回復に努めていた頃、レンジャーズのアンドリュー・ヒーニー投手(32)は大谷の体を案じていた。
「ニュースを聞いて、それはもう、残念だった。僕は1度しかやっていないけど、リハビリは簡単なことではない。2度目で、どうやっていくのか詳しくは分からないけど、彼は幸運にも打てる。それは、とてもいいことで、リハビリからいったん、心を遠ざけることができる。来年の開幕に間に合って、全てうまくいくことを祈っている」
同投手は21年7月まで大谷と同僚で、アイスホッケーの観戦をともにしたこともあり、メジャー1年目の18年から仲良しの選手の1人。自身も16年にトミー・ジョン手術を経験しているだけに、リハビリの過酷さが分かる。
「とにかく、彼の幸運を祈っているよ。また対戦した時には三振に打ち取るから」
まずは打者での復活に期待を寄せた。