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1位はやっぱりヤンキース、ではなかった! 大谷翔平に“移籍してほしい球団”ベスト5発表「トレードで行くとしたら…」<800人アンケート>
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byNanae Suzuki
posted2023/07/24 17:20
大谷に移籍してほしいと唱える「移籍派」の意中の球団はどこなのか、アンケートを実施。結果は…
4位 シアトル・マリナーズ
4位 シアトル・マリナーズ(ア・リーグ西地区) 27票
オールスターでの「Come to Seattle!」の声援の勢いそのままに4位となったのはマリナーズ。昨年、21年ぶりにプレーオフ進出を果たすなどチームは再建の道を着実に歩んでいます。今季は7月24日時点でエンゼルスと同地区の3位を争っています。
日本人に馴染みの深いチームのため、「イチローに続いてのレジェンド誕生も期待できる」(56歳・男性)とイチローさんの存在を意識した理由を挙げるコメントが多く、他にも「過去に日本人選手も所属しているし、町も日本人が多いからやりやすいと思う」(51歳・男性)と、気候が比較的おだやかな西海岸エリアというのもプラスに働いたようです。同じア・リーグ西地区で、エンゼルスのプレーオフ進出を直接阻止してしまう可能性もあるため、日本での知名度ほど票は伸びなかった印象ですが、古くからのファンが日本人選手の再獲得を願っていることがうかがえます。オールスターではお忍びでスターバックス1号店を訪れた大谷ですが、スタバに寄ってマイタンブラーを持ち込んで球場へ……なんていうシアトルライフが実現することはあるのでしょうか。
3位 タンパベイ・レイズ
3位 タンパベイ・レイズ(ア・リーグ東地区) 35票
同じア・リーグかつ西地区以外で「ポストシーズンへ確実に行けるチーム」(55歳・男性)と見込まれているのが3位のレイズ。2020年ワールドシリーズに出場し、決して潤沢な資金があるわけではない球団を率いるケビン・キャッシュ監督の手腕を評価する声も多く聞かれました。ちなみにキャッシュ監督は大谷翔平がMLBオールスター初の二刀流出場を果たした時のア・リーグ代表監督。チームにはWBCで激戦を繰り広げたメキシコ代表・アロザレーナが在籍しており、「投手大谷の時にアロザレーナのファインプレーからの(大谷はやらないだろうが)お互いの腕組みが観たい」(38歳・男性)という具体的なプレー後のイメージまではっきり“見えている”人もいました。
レイズ票の多くは「ブーストとして大谷を入れたら間違いなく優勝する。大谷は来季エンゼルスに戻ってネト、モニアック、オホッピーら若手やトラウトと共に優勝する」など「今季限りのレンタル移籍」と「来季のさらなる移籍」を前提としています。わずか数カ月でも“助っ人”としてポストシーズンの舞台に立つ姿が見たいという願望がこの3位の票数には強く表れている印象です。